土方歳三と樋口一葉が艶姿“鬼あし”プロジェクト
(2009年3月)

2009年3月31日 (火) 鬼あしプロジェクト!第二幕“土方歳三の色恋道中”
癸隠牽院^賤奸鬼あし一門会 
 え!ご隠居は、下手の横好きで空撃ち名人、なの。でもさ、とにかく、マメって云うか、自分の嫌いなことは一切せずに、好きな事だけ、マメに進める、60歳を過ぎた男の見本、教科書、って気もするけどさ。で、なにさ、その芭蕉さんの句の講釈って、あの有名な、子供でも知ってる、古池や 蛙飛び込む 水の音 、あれがどうしたのさ、え?ふるいけ、の漢字が違う、ふるいけ、って古い池に決まってるじゃん、え?じゃ〜ない、なら、何なのさ。

2009年3月30日 (月) 鬼あしプロジェクト!第二幕“土方歳三の色恋道中”
癸隠牽亜〆仍亜鬼あし一門会
 へえ、江戸の水辺には、男女の愛憎、怨念が、蠢いている、まあ、鬼あしのご隠居は、この道のベテラン、って云うより、下手の横好き、とにかく空撃ちの名人だから、通常の殿方には見えない、感じない気配を察するのさ。でもよ、この週末、ご隠居の東京夜景トレイルを付き合ったけど、確かに、人形町とか、永代橋の深川よりには、あっしにも感じる、蠢きがあったね。それと、あの、芭蕉さんの句の講釈には、驚いたぜ。

2009年3月28日 (土) 鬼あしプロジェクト!第二幕“土方歳三の色恋道中”
癸隠沓后ヽС據鬼あし一門会
 はは、まあ、人にも発情期、ってのがあってさ、丁度、今頃は桜の咲く頃よ。人の雄も雌が放つ艶っぽい香り、匂いに、コロっと負ける、って寸法さ。まあ、確かに東京って処は、浪速の大阪や、尾張の名古屋に比べると、江戸の風情、情緒、色香、艶色が残ってる処が多いやな。特に、多いのが水辺さ。大川は墨田の川っ淵、上野は不忍池の池っ淵、まあ、感じるんだな、400年来の江戸の歴史の中に埋もれた男女の愛憎、交合、怨念とか何とかが、春の宵に蠢いて、るんだ。

2009年3月27日 (金) 鬼あしプロジェクト!第二幕“土方歳三の色恋道中”
癸隠沓検^賤奸鬼あし一門会 
 色っぽい空間ねぇ、まあ、あたしには、色気ってのが、どんなモノか、いまいち、分っちゃいないのが、残念なんだけど、毎年今頃になると、我が身から出る、色香ってのかな、いつもと違う、ほのかな香しさが、出てるのよね。でさ、あたしだけじゃなく、女って云うより雌よね、世の中の人の雌が、出すのよ。艶かしく香しい匂い、香り、をさ。そんなのが、春の宵、咲き始めた桜の、モヤっとしたモチモチ感と、逢うのよねぇ。

2009年3月26日 (木) 鬼あしプロジェクト!第二幕“土方歳三の色恋道中”
癸隠沓掘〆仍亜鬼あし一門会
 まあ、世の中が便利になりすぎて、昔からの風情や情緒、ってなモノがなくなっちまう、灯り、ってモノは、ほどほどに、明るきゃ好いので、今みたいに、やたら、明るすぎるのも、考えモノさ。鬼あしのご隠居はさ、夜景トレイルとか何とか云う、夜走りを、開催しなさっているが、きらびやかな夜景は、しっぽりとした暗闇、艶かしい暗黒空間を、じっくり感じさせた後に、見せる、ってもんだ。ほら、今でも東京には、そんな色っぽい空間が残ってるぜ。

2009年3月25日 (水) 鬼あしプロジェクト!第二幕“土方歳三の色恋道中”
癸隠沓供ヽС據鬼あし一門会
 確かに、あたしが子供の頃、住んでいた大阪は阪和線の南田辺の駅前に、それらしき店があってね、夕方になると、どぎつい化粧を纏った女性が店先に立って、客の袖を引いていたね。それと、確かに停電が多かった、近所中が一面の闇になる、でね、子供には、それが楽しみでね。悪ガキどもが、家から懐中電灯を持ち出して、まあ、いつもの町角に集まって、鬼ごっこだ、隠れんぼだ、と、はしゃいでいると、突然、町中に灯りが点って、興ざめた、まあ、楽しかった想い出さ。

2009年3月24日 (火) 鬼あしプロジェクト!第二幕“土方歳三の色恋道中”
癸隠沓機^賤奸鬼あし一門会 
 でもさ、あのフジテレビの50周年記念特別番組、黒部の太陽を、この土日に、見たけどさ、良かったじゃない、香取慎吾の土木屋、トンネル屋の役柄、まあ、40年前に石原裕次郎さんが演じた役所だけど、裕ちゃんにはない、妙な清潔感があってさ、あたしゃ、テレビにカジり付きだった。今じゃ、昔の噺になってたけど、黒4ダムの建設の頃は、まだ、売春禁止法の施行前、街にゃ、赤線、青線、の遊郭が賑わってたじゃん。

2009年3月23日 (月) 鬼あしプロジェクト!第二幕“土方歳三の色恋道中”
癸隠沓粥〆仍亜鬼あし一門会
 はは、このあっしが、ゼネコンの談合の親分に、こいつぁ云いや。土方歳三の土方がドカタ稼業の裏を取り仕切る、ってなぁ、大きな声じゃ云えないが、談合って代物は、なにも、土木建築の世界だけじゃねえ、神代の昔から、日の本は大和の国に、じっくり根付いた、世の中の仕切り方で、幕末は佐幕だ!勤皇だ!って云ってる最中でも、この談合屋ってのが、はびこってね、ほら、あの坂本竜馬、あいつが、談合の組み立て屋さ。

2009年3月22日 (日) 鬼あしプロジェクト!第二幕“土方歳三の色恋道中”
癸隠沓魁ヽС據鬼あし一門会
 そ!そうさ!一葉さん、図星だよ。この土方歳三さんは、近藤さんのような、単なる刀使いじゃない、スコップ持たせても、立派に野戦築城術をやらかす、ミリタリー・エンジニアなのさ。まあ、今の世なら、さしずめ、黒部の太陽の主人公、ほら、一昔前は石原裕次郎さん、平成の御世は、スマップの香取慎吾さんが、演じたトンネル屋にもなったろうし、東北を牛耳ったスーパーゼネコン鹿島の談合の親玉にもなったろうよ。

2009年3月21日 (土) 鬼あしプロジェクト!第二幕“土方歳三の色恋道中”
癸隠沓押^賤奸鬼あし一門会 
 え!何々、政官財のトライアングルの黒幕だって、おまけに、密着なの、や〜ね、それじゃぁ、全くの、大手ゼネコンが談合して、裏金造って、の世界、まあ、土木、土方仕事の世界は、今も昔も変わらないって、事よね。でもさ、土方歳三さんの苗字は、ヒジカタって云うより、ドカタって云った方が、新撰組の副長に相応しい、泥臭さが感じるよね。あんた、刀を振り回すより、スコップ振り回してる方がお似合いよ。

2009年3月20日 (金) 鬼あしプロジェクト!第二幕“土方歳三の色恋道中”
癸隠沓院〆仍亜鬼あし一門会
 まま、鬼あしのご隠居、抑えて抑えて、ご婦人の心のブレを、財布のぶれ、に替える、って芸は、今から考えりゃぁ、あの新撰組が誕生した、裏話、楽屋噺に通じる、土方歳三さんのブランド技だったんだ。番町麹町の旗本の殿様のお屋敷で、その殿様に内緒で、11歳のあっしを、可愛がる奥方との逢瀬を交わすことで、あっしにはさ、今で云う、政官財のトライアングルを牛耳る人材、差配者、黒幕との密着ルートが身に付いたのさ。

2009年3月19日 (木) 鬼あしプロジェクト!第二幕“土方歳三の色恋道中”
癸隠沓亜ヽС據鬼あし一門会
 そりゃぁ!神代の昔から決まってる噺さ、一葉さんよ。ご夫人が、目許涼やかで麗しい少年、それも、ちょいとした色気を含んだ身のこなしが感じられる、まあ、そんな稚児を相手にすりゃぁ、名家名門で高貴なご婦人ほど、心持ちが揺れる、まあ、今で云うブランド銘柄のペットを飼う、そんな軽い心のブレなんだが、ここにいる土方歳三さんは、相手の心のブレを財布のブレに移す、名人、達人なんだ。

2009年3月18日 (水) 鬼あしプロジェクト!第二幕“土方歳三の色恋道中”
癸隠僑后^賤奸鬼あし一門会 
 それって可笑しいじゃない、どうして、松坂屋のご婦人の用事が済んで、今から、帰るって時に、なんでどうして、丁稚の土方歳三さんだけ、ここにいて、って〜な、具合になるのよ。一体全体、その旗本の殿様屋敷のご婦人方は、歳三さんを、屋敷に居残らせて、今から、何をしよう、っての、あ〜あ、鬼あしのご隠居、そうそう、にやにや、してないで、はっきり、云ってよ。

2009年3月17日 (火) 鬼あしプロジェクト!第二幕“土方歳三の色恋道中”
癸隠僑検〆仍亜鬼あし一門会
 着飾った松坂屋のご婦人のお供をして、まあ、番町麹町の旗本のお屋敷に、上がった、玄関先で、旗本の奥方やお姫様が出迎える、挨拶を交わした後、ご婦人たちは屋敷の奥に消える。あっしと番頭は、玄関脇の小部屋で、番茶を啜りながら、待ってる。やがて、用件を済ませて、玄関に戻ったご婦人たちが、にっこり笑いながら、「そこの丁稚さん、あなたには、まだ、頼む事があるから、このまま、ここにいて」、てな具合で、囁くのさ。

2009年3月16日 (月) 鬼あしプロジェクト!第二幕“土方歳三の色恋道中”
癸隠僑掘ヽС據鬼あし一門会
 まあまあ、5千円札の肖像の一葉さんが、そう目くじら立てて、色っぽい噺を、って云われてもなぁ、なかった事はない、てぇな具合には、云えねえし、ええ、鬼あしのご隠居、笑ってないで、この際、はっきりと云っちゃおうか、でもね、一葉さんよ、今から話す事は、贅沢と自由と男女平等が満ち足りた平成の世の常識、世間相場で判断してもらっちゃぁ、いけねえよ。

2009年3月14日 (土) 鬼あしプロジェクト!第二幕“土方歳三の色恋道中”
癸隠僑供^賤奸鬼あし一門会 
 え!自己都合で退社なの、年増の女中と情けを通じたのが、番頭に見つかって、そんで、泣き泣き追い出された、ってのが、世間じゃ、もっぱらの噂なんだけど、商いのノウハウとお得意様を覚えて、はい、それまでよ!って、さっぱりしてるわね、さすが、新撰組の副長だ。でもさ、1年もいりゃ、なんか、あったでしょ、色っぽい噺がさ、さあさあ、云っちゃいなさいよ。

2009年3月13日 (金) 鬼あしプロジェクト!第二幕“土方歳三の色恋道中”
癸隠僑機〆仍亜鬼あし一門会
 そう、掠め取ったのさ、上野の松坂屋のブランディングのノウハウをね、おまけに、松坂屋の顧客帖にあった名門の旗本の殿様や、神社の管主、仏閣の住職、大店の主人・・とかを、お供で回ってる内に、覚えちゃった。まあ、1年も奉公を続けてるうちに、商いのノウハウと顧客リストを頭に入れりゃ、後は、学ぶ事はねえやな、そんで、すっぱり、お暇乞い、今で云う、自己都合退社ってんで、それからは、石田散薬のブランディング・セールスに邁進さ。

2009年3月12日 (木) 鬼あしプロジェクト!第二幕“土方歳三の色恋道中”
癸隠僑粥ヽС據鬼あし一門会
 そう、それよ、営業部員のサポーター、アシスタントって役割、それも子供ながらの二枚目、流し目が艶っぽい男の子役さ。まあ、お金持ちの懐を狙って、気分好く大金を叩いて、品物を買ってもらう商いには、商人毎にノウハウ、秘伝があってさ、松坂屋の家中のご婦人営業部隊は、男の子役の美貌、色気を利用した、って訳さ。で、この土方歳三さんは、そんな役割を演じてるうちに、ちゃっかりと、松坂屋の商いのノウハウそのものを、掠め取ったのさ。

2009年3月11日 (水) 鬼あしプロジェクト!第二幕“土方歳三の色恋道中”
癸隠僑魁^賤奸鬼あし一門会 
 そうか、土方歳三さんが11歳の時に行った松坂屋の丁稚奉公は、そん所そこ等のガキの丁稚奉公と違って、ご主人様の女家族、奥方やお嬢様が外出する折のお供、荷物持ち、それに、観光ガイドってな役割を演じた、って事ね。まあ、外出たって、単なる遊びじゃなく、ご贔屓様へのご挨拶、ご機嫌伺い、品物の届け、ご注文取り、とか、今で云う、企業の営業部員のような役割のサポーター、って訳ね。

2009年3月9日 (月) 鬼あしプロジェクト!第二幕“土方歳三の色恋道中”
癸隠僑押〆仍亜鬼あし一門会
 まあ、鬼あしのご隠居にないのが、金と女と力、それに血筋と家柄ですかね、それに比べりゃ、あっしにゃぁ、田舎者の割には、子供の頃は金と力と、血筋と家柄が、まあまあ、揃っていてね、おまけに、上野の松坂屋の丁稚奉公のお陰で、女も揃った、って訳さ。まま、世間じゃ、土方歳三は、11歳の奉公で、年増の女中懇ろになって、それを、手代や番頭に咎められて、泣き泣き、石田に戻った、って事になっちゃいるが、どっこい、その真相は、鬼あしのご隠居が、暴き立てた、って寸法よ。

2009年3月8日 (日) 鬼あしプロジェクト!第二幕“土方歳三の色恋道中”
癸隠僑院ヽС據鬼あし一門会
 まま、一葉さん、あんたにゃ、そいつぁ無理、ってもんだ。あんたは、貧乏生活が長すぎたのさ、だから、愛玩動物をはべらせて、豪遊する、そんな荒筋、情景は描けねえよ。まあ、血筋、血統、家柄って云う、ある程度のブランドの元で、生まれ育った土方歳三さんのような人だから、上野の松坂屋の奥方、お嬢様のペットになれた、あたしにも、血筋と家柄がありゃぁ、今頃は鬼あし、なんてのは、やっちゃぁいないさ。

2009年3月7日 (土) 鬼あしプロジェクト!第二幕“土方歳三の色恋道中”
癸隠僑亜^賤奸鬼あし一門会 
 へえ、泣く子も黙る新撰組の副長、土方歳三さんは女性の愛玩動物、ペットだったのか。確かに、見た目が涼やかで、賢そうな男の子を、それなりに飾り立てた姿をさせて、こちとらも、思い切り着飾って、おめかしして、そんなペットをはべらして、豪遊する、そんな情景が楽しめるような、書き物、小説を書いてみる、ってのも作家冥利に尽きるかもね。

2009年3月6日 (金) 鬼あしプロジェクト!第二幕“土方歳三の色恋道中”
癸隠毅后〆仍亜鬼あし一門会
 そう!ペットさ、愛玩動物よ、ガキの頃から土方歳三は、上流階級の奥方、お嬢様を悦ばせる愛玩動物!だったのさ。まあ、多摩は石田の郷で、ガキ遊びをしていた頃から、近所の百姓の女房や娘っ子が、妙な仕草で、あっしの関心を曳こうとする、のを感じた事は多々あったが、どっこい、こちとらが、晩熟で、女っ気の方には興味はなかった。それが、10歳を過ぎた頃から、色気づき、上手い具合に、江戸の上野に奉公の口が見つかった、って訳さ。

2009年3月5日 (木) 鬼あしプロジェクト!第二幕“土方歳三の色恋道中”
癸隠毅検ヽС據鬼あし一門会
 裏で糸を引く、か、まあ、糸を引くのは多々あるが、この歳三さんも、糸を引かせる達人でね、一度、一葉さんも、糸を引かせてもらえば好いよ。でね、11歳の頃の歳三さんも、元々から、糸を引かせるのが上手でね。当時の江戸の上流階級の贅沢の一つに、上品なペットを飼う、ってのがあって、今の犬猫の類じゃない、見た目の好いペット、可愛いペット、飼い主を悦ばせてくれるペットなんだ

2009年3月4日 (水) 鬼あしプロジェクト!第二幕“土方歳三の色恋道中”
癸隠毅掘^賤奸鬼あし一門会 
 そうだったわよね、明治になってからも、上野のお山は、桜が満開の時期になると、華族や大店の奥方にお嬢様方が、豪奢な着物を纏い、こってりと紅白粉を塗りたくって、美貌と教養を競う、そんな、華やかな催しがあってね、まあ、さっきからの噺を聞いていると、こういう催し、ってのも、裏じゃ、松坂屋とか何とかが、糸を引いていたかもね。

2009年3月3日 (火) 鬼あしプロジェクト!第二幕“土方歳三の色恋道中”
癸隠毅供〆仍亜鬼あし一門会
 さすが、鬼あしのご隠居だ、あたしの松坂屋奉公の役目、役割をズバっと当てなさった、まあ、一葉さんもご存知のように、吉原の遊郭には、花の花魁道中ってのがあって、花魁がシャナリシャナリと歩く脇を、お供する脇役がいる、その花魁道中の素人版が、上野の寛永寺が桜真っ盛りの花見時に、あった。江戸市中の上流階級の奥方やお嬢様が、着飾って、集まり、まあ、今で云う、美人コンテストをやらかすんだ。

2009年3月2日 (月) 鬼あしプロジェクト!第二幕“土方歳三の色恋道中”
癸隠毅機ヽС據鬼あし一門会
 ピンポ〜ン、図星だよ、一葉さん、江戸の大店、松坂屋には、紅白粉が良く似合う奥様に御料様、お嬢様が揃ってた。こんなご婦人方が、滅多やたらに着飾って、しゃなりしゃなりと、外出する時は、お供が必要だ、それも、見栄えが良く、賢そうな奉公人が、ご婦人方に花を持たす、って按配さ。で、土方歳三さんさ、この花持たせが、めっぽう上手、男以外に歳三さんが、お目当ての野次馬も集まった、って噂さ。

2009年3月1日 (日) 鬼あしプロジェクト!第二幕“土方歳三の色恋道中”
癸隠毅粥^賤奸鬼あし一門会 
 って、噺になると、番町麹町の旗本のお殿様か、寛永寺の周りの名刹の住職か、日本橋界隈の老舗の大店の旦那か、御城内から出たあたりの大地主様、ってのが、お客って事じゃない。そう云う処に、10歳そこそこの丁稚が訪ねて行く用事、役目となると、はて、思い付かないわね。でもさ、松坂屋の旦那や女将様、お嬢様が、いつも商いで外出する訳でもないし、習いモノやお稽古に通う時のお供、って噺もあるわね。