「土方歳三が“小股の切れ上がった女”をプロジェクト」
(2008年4月)

2008年4月30日 (水) 小股の切れ上がった粋な女が駆ける!
癸械粥ゝ瓦△掘in 四ツ谷外濠公園
 まま、土方歳三さん、生娘の一葉さんを相手に、ちょいと、云い過ぎやしませんか。まあ、一葉さんも、生娘のままで、男と女のドロドロした間柄、人間劇を書こう、ってのも、怖いもの知らず、の無謀な冒険噺だと思うけどさ。でね、一葉さんの源氏物語を超える、徳川大奥物語にゃぁ、ほど遠いが、あたしなりに、芸術文化ってものの創造を、体験したい、ってね、それで、市民ランナー向けに新たな音楽の分野、歌謡曲じゃない歌走曲ってものを創っちまったよ。

2008年4月29日 (火) 小股の切れ上がった粋な女が駆ける!
癸械魁〆仍亜in 小石川柳町
 まあ、一葉さんは人間喜劇って事で、一件落着だが、武闘派集団の新撰組って事になると、話はガラっと変わる。斬った張った、殺すか殺されるか、生きるか死ぬか、こんな極限状態を過ごす、腕自慢男にゃ、一番仇を為すのが、なまじの善行、おせっかい焼き、ってモノさ。中途半端な善人ってのは、極悪非道の塊よりも、たちが悪いのだぜ、一葉さんよ。まあ、貴方は一千年の源氏物語を超える色恋小説を書きたい、って噺だが、肝心要のたちの悪い、男と女の間柄も、おせっかいな善行ってのも、分っちゃ〜、いねえやな。

2008年4月28日 (月) 小股の切れ上がった粋な女が駆ける!
癸械押^賤奸in 下谷龍泉寺
 そうよねぇ、悪気はこれっぽっちもない、だけど、結果として、周りに悪気を振りまく、って事は、あるよね。まあ、見た目が悪気の塊の、鬼さんよりも、可愛らしい、愛らしい、気立てが良い、って外見の神さん、仏さんが、世間に仇名す悪党だって、のが、こりゃ、作家にとっちゃぁ、堪えられない、人間模様、世間草子、まなじの善行が、周りを不幸に陥れる、ほんに、こんなドロドロした人間喜劇を、あたしゃ、書いてみたかった、わね。

2008年4月26日 (土) 小股の切れ上がった粋な女が駆ける!
癸械院ゝ瓦△掘in 四ツ谷外濠公園
 へえ、こいつぁ初耳だ、え!何ですって、土方歳三さんよ、百鬼夜行って奴は、怖いもの知らずだって、思ってた、鬼さんが、一匹じゃ、都の夜の真っ暗闇が怖くて歩けない、ってんで、徒党を組んで、歩いてた。なるほど、なるほど、確かにそうだ。鬼の立場に立ちゃぁ、そりゃ、怖いよ、人間様がよ。特に、紅白粉を付けて、香しい匂い、って云うか、フェロモンって云うか、まあ、本人は別段悪気はないが、盛りの頃の女、って代物は本当に、魔物、毒だよねえ。

2008年4月25日 (金) 小股の切れ上がった粋な女が駆ける!
癸械亜〆仍亜in 小石川柳町
 はは、一葉さんにも怖いものあり、百鬼夜行って訳か。まあ、考えてみれば、平安時代の夜、ってのは、あっしが徘徊した幕末の江戸市中の夜に比べても、ずいぶんと暗かったはずだ。おまけに、都たって、人の数は少ないし、まさに、夜は鬼の世界だ、鬼さんにとっても、そりゃぁ怖いはずだぜ、一人歩きはよ。だからさ、徒党を組んで、皆んだで歩けば、怖くない!って寸法さ。ったく、だらしのねえ鬼たちだぜ。

2008年4月24日 (木) 小股の切れ上がった粋な女が駆ける!
癸横后^賤奸in 下谷龍泉寺
 あれあれ、鬼あしの家元は、何かといえば、どうたらエンジニアだ、なんたら工学だ、って、訳の分らないエンジニアリング狂いよね。まあ、あたしの好きな平安王朝文学、源氏物語や和泉式部日記に更科日記、こんな女文学の中にも、鬼さんの話題が、ちょこっと出て来るのよ。ほりゃぁ、今と違って、夜中になったら、薄暗い灯りしかない、大部分は真っ暗闇の世界、そんな闇の中を百鬼夜行の一群が、そろりと歩いて行く、ああ!怖い!

2008年4月22日 (火) 小股の切れ上がった粋な女が駆ける!
癸横検ゝ瓦△掘in 四ツ谷外濠公園
 ほう、さすが、早耳の土方歳三さんだ、鬼あしブランドは、あの手この手のランニング行事、って奴をご存知で、まあ、かれこれ7年も、鬼あし何とかで、年間100本を超えるイベントを野外興行でこなし、お客さんと、鬼あしって何だ、を話し合う内に、こいつぁどうも、鬼あし=鬼足、だけじゃねえや、もっと別なエンジニアリング、工学的な「あし」、があるって分ってきたぜ。

2008年4月21日 (月) 小股の切れ上がった粋な女が駆ける!
癸横掘〆仍亜in 小石川柳町
 そこ、そこなのさ、一葉さん、良いかい、あの司馬遼太郎さんでさえ、あっしの「歳の鬼あし」、って云うフレーズを、どこかで見つけ出したのは良いが、さあ、この、鬼あし、が何か、あっしのどう云う様を表したのか?までは、伝わっちゃいない。まあ、あし、って云うから、足が思い浮かび、これに、一般的な“鬼”もイメージを負荷して、鬼あし=健脚、すね自慢、足達者、程度のソリューションをでっち上げた、って按配さ。
 ですが、さすがは、鬼あしの家元だ、「鬼あし」を看板に、あの手この手のランニング行事を開催するうちに、鬼あし=鬼足、以外のソリューションを見つけ出した、ってこった。

2008年4月20日 (日) 小股の切れ上がった粋な女が駆ける!
癸横供^賤奸in 下谷龍泉寺
 ふふ、何を云いたいの、土方歳三さん、知ってるわよ。鬼あし!歳三も家元の鬼福亭皆楽って芸名?も、そこで使ってる“鬼”って言葉は、もともとは、土着の里人、要は、田んぼで米を作っていた大和民族が、渡来して、山中に棲んだ、ハイテクコリアン集団に対して、恐怖と尊敬を込めて、呼び伝えた、って事を。つまり、鬼=渡来したエンジニア=里人が作れない宝の山を作る、恐れ多い人々、だって噺よ。

2008年4月18日 (金) 小股の切れ上がった粋な女が駆ける!
癸横機ゝ瓦△掘in 四ツ谷外濠公園
 そうなんだ、この関八州って処はよ、なんだかんだと言って、先年以上も前に、はるばるコリアン半島からやって来た、高麗の人々が開いた土地なのさ。まあ、高麗の人たちは、土着の大和人にはない、ハイテク技術、要は鉄を作り、紙を梳き、絹を織る、ってエンジニアさ。ところが、どっこい、この関八州にゃぁ、上質のはがね、玉はがね、って奴を作るための砂鉄が、どこの川底を掬った、って出てこねえやな。で、とどのつまりが紙と絹って寸法さ。

2008年4月17日 (木) 小股の切れ上がった粋な女が駆ける!
癸横粥〆仍亜in 小石川柳町
 まあ、一葉さんの云う通りさ。この小川町周辺って処は、奥武蔵丘陵の麓で、中仙道は鴻巣の宿場から、荒川を渡って、吉見、松山、嵐山を経て、小川町で、そっから先は定峰峠を超えると、秩父のお宮さ。でね、この辺り一帯は、その昔って云ったて、先年以上の昔よ、海の向こうのコリアン半島から、まあ当時の最新ハイテク技術集団が、湘南は平塚の西、高麗山の麓に上陸し、そこから北に向かって、紙と鉄を作る適地を求めて、やって来た。

2008年4月15日 (火) 癸横魁^賤奸in 下谷龍泉寺
 ちょいと、鬼あしの家元、この一葉さんを前にして、よくある三文芝居、ってのは、ないでしょ。まあ、もてない恋敵同士が攣るんで、相手が惚れてる男を、やっつけようとする、よくある噺よね。まあ、鬼あし!歳三さんだから、その結託した同士を、こりゃ、好いタイミングと一挙に、やっつけた、これで、恋しい娘さんも、煩わしさから、逃れて、目出度し、目出度し、って訳ね。

2008年4月11日 (金) 小股の切れ上がった粋な女が駆ける!
癸横押ゝ瓦△掘in 四ツ谷外濠公園
 なるほど、こりゃまた、よくある噺で、まあ、世の中で、何が見苦しいか、ってたって、岡惚れ男の悪あがき、こいつは、周りを不幸にするし、やっかいなモノだが、土方歳三さんよ、で、その先は、鬼あしの家元に、任せてくれねえか。早い噺が、馬庭の岡惚れ男が、地元の恋敵、甲源一刀流の、これまた、岡惚れ男と結託して、鬼あし!歳三さんを、陥れる、って魂胆だ。まあ、よくある三文芝居の、下手糞なシナリオになった訳さ。

2008年4月10日 (木) 小股の切れ上がった粋な女が駆ける!
癸横院〆仍亜in 小石川柳町
 へえ、さすがは、女流文学者の一葉さんだ、まあ、噺の顛末はそんな処よ。でね、付け足しとくが、その美人紙梳き女ってのが、しかるべき名家の娘さんで、よくある噺だが、惚れた男が、今で云う、ちょい悪のあぶれ者、関八州に薬箱を担いで行商し歩く、鬼あし!歳三だった、って訳だ。まあ、娘さんと、あっしは、周りにバレもせず、よろしく楽しんでいたのだが、いけねえやな、岡惚れした馬庭の使い手に、とうとう、ばれちゃった。

2008年4月9日 (水) 小股の切れ上がった粋な女が駆ける!
癸横亜^賤奸in 下谷龍泉寺
 え!事件が起こったって、馬庭念流に甲源一刀流が張り合っていた処でしょ、で、小川町は和紙の名産地、先の噺じゃ、工場制手工業の紙梳き場があって、大勢の娘さんが、紙を梳いていた、って事なら、分りきった顛末じゃん。要は、その紙梳き娘さんの中の飛び切り美人に、馬庭念流と甲源一刀流の双方の使い手が、惚れた、つまりは、恋敵って訳よ。おまけに、その美人の娘さんは、両方の使い手に、全然その気がなかった、のね。

2008年4月8日 (火) 小股の切れ上がった粋な女が駆ける!
癸隠后ゝ瓦△掘in 四ツ谷外濠公園
 さあさあ、そこでだ、土方歳三さんが、目を付けたのが武州は奥武蔵の小川町、昔から和紙の産地で、事の外、上質の紙、細川紙ってブランドで、有名な処さ。まあ、瓢箪から駒って奴で、この小川町近辺は、昔から剣術の盛んな土地柄で、土着の馬庭念流と甲源一刀流が張り合って、互いに切磋琢磨って事で、多数の門人を集めていた。そんな、土地に鬼あし!歳三さんが、ノコノコと乗り込んで、暢気に薬屋稼業をしていた、そんな折よ、一つの事件が起こったのさ。

2008年4月7日 (月) 小股の切れ上がった粋な女が駆ける!
癸隠検〆仍亜in 小石川柳町
 図星だね、鬼あしの家元に一葉さんよ、効くか効かないか分らない薬を、それらしくありがたぶって売るには、どんな紙で包むか、ってのが、重要でね。この重要さに、薬の売り手が、意外と気付いていなかったのさ。あっしはさ、家元が見抜いているように、薬を売るより、売る相手と色恋の関係になるのが目的の行商だから、そりゃぁ、頭を絞ったさ、どうすりゃぁ、この石田散薬を、好い女に、高く買ってもらえるかって、ね。

2008年4月6日 (日) 小股の切れ上がった粋な女が駆ける!
癸隠掘^賤奸in 下谷龍泉寺
 そうか、薬の包み紙か、確かに、紙ってのは、上等になるほど、色恋の道具にもなるし、利用する目的、機会も多岐多様だし、考えてみると、女誑しの土方歳三さんのように、紙を使いこなせるのは、行商人や色事師の鉄則だね。いえね、あたしも、吉原の裏口で商いしていた頃、仲の郭に出入りする、色々な紙商人の人たちと顔見知りになってさ、まあ、乙女が聞くと、顔が真っ赤になるような、床に入った男女と紙の顛末は聞かされたわよ。

2008年4月4日 (金) 小股の切れ上がった粋な女が駆ける!
癸隠供ゝ瓦△掘in 四ツ谷外濠公園
 知ってるさ、鬼あし!歳三さんの、湿気に弱い浅草海苔を長持ちさせる手立て、その手立てって奴は、簡単な噺さ、海苔以上に薬、石田散薬も湿気にゃ弱い。薬屋の行商ってものは、湿気対策に尽きる、って訳よ。だから、薬の包み紙を、どこの紙梳き屋から、仕入れるか、ってのが、薬屋の腕さ、さあ、そこで、鬼あし!歳三さんが、選んだ処は、奥武蔵丘陵の麓は小川町、大勢の紙梳き女がいる工場制手工業の紙梳き屋って訳さ。

2008年4月3日 (木) 小股の切れ上がった粋な女が駆ける!
癸隠機〆仍亜in 小石川柳町
 そうさ、一葉さんよ、江戸文化の香り、ってのは、浅草海苔に代表される代物で、こいつが、思った以上に、田舎じゃ人気があって、あっしはさ、石田散薬と浅草海苔を抱き合せて、売り歩いたものさ。まあ、水菓子に金鍔も好いが、日持ちがしねえ上に、重いのが、行商人の取っちゃぁ、命取りさ、そこへ行くと、海苔ってのは、日持ちが好くて、軽くて、おまけに江戸前の香りがしてよ、でもね、湿気にゃぁ弱い、この厄介な相手を、鬼あし流でやっつけた、って按配さ。

2008年4月2日 (水) 小股の切れ上がった粋な女が駆ける!
癸隠粥^賤奸in 下谷龍泉寺
 そうか、日本橋の近くでは千疋屋の水菓子、榮太樓本舗の金鍔、山本海苔店の浅草海苔を売っているわね。憧れたわよ、あたしも、特に、水菓子と金鍔にはね、まあ、あたしが書く予定だった徳川物語は、江戸城の大奥が主な舞台なんだけど、やっぱり、江戸市中の老舗の店先と奥座敷ってのも、江戸文化の香りをさ、読者に感じて頂くには、必要じゃん。でね、なけなしのお金を叩いて、金鍔や水菓子を買って、店先の雰囲気とかを取材したわよ。

2008年4月1日 (火) 小股の切れ上がった粋な女が駆ける!
癸隠魁ゝ瓦△掘in 四ツ谷外濠公園
 知ってるよ、土方歳三さん、あんたが、日本橋近くの千疋屋で水菓子、榮太樓本舗で金鍔、山本海苔店で浅草海苔とかを買って、ご贔屓さんにプレゼントした、って事はさ。まあ、よっぽどの上客じゃないと送らない、と思っていたんだが、どっこいそうじゃなかった。まあ、水菓子や金鍔、焼き海苔って代物は、男より女が好む食べ物で、蛇の道はへびで、意図する娘さんや後家さんを口説く、きっかけ、って訳だろ。