コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.698

◎NHK大河『功名が辻』、山内千代は戦国長距離走チームの女性采配者ですよ! (その9)

 NHKの大河、「功名が辻」の3月5日放送は、信長が敦賀の金ヶ崎城から京に逃走する場面が中心となっていましたね。近江湖北の小谷城の浅井長政、信長の妹、お市の亭主が、義兄の信長を裏切ったのが原因でしたが、小谷城内での、お市と長政の夫婦愛のシーンには胸が詰まる思いがしましたね。

 それで、一泊二日走の『第1回 功名が辻!長浜城往還リゾートアスロン』は、走る山内千代にふさわしいレディースランナー2名が参加され、絶好の走り天気に恵まれ、湖北の伊吹山系と湖東の鈴鹿山系の山頂に繋がる冠雪を遠望しながら、楽しい開催を運営する事ができました。特に、初日の賤ヶ岳を望む余呉湖一周湖畔路は道脇の残雪と湖面の漣がピタリと調和し、すばらしいコースでした。

 又、二日目は彦根城の京橋門からのキャッスルロード、近江商人発祥の地・五個荘と中山道のクラシックな家並みが、遠く江戸時代の雰囲気を醸し出していました。残念なのは、ゴールの長浜城内豊公園、国民宿舎の太閤温泉が満員で入湯できなかった事、仕方がないので、公園の東屋を拝借して、完走懇親会を打ち広げました。

 次の功名が辻は4月15日、16日に長浜の名物は曳山まつりのタイミングで、まつりに鈴鹿山脈鞍掛峠超え、そして牧田川の沿う山桜を楽しむ運営です。


 <走談家>      藤田 俊英 (06/03/07)





前のページへ戻る