コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.697

◎NHK大河『功名が辻』、山内千代は戦国長距離走チームの女性采配者ですよ! (その8)
〜山内千代、戦国ウルトラランナーの母は北陸東海を駆ける〜

 NHKの大河、「功名が辻」の昨夜の放送は敦賀の金ヶ崎条が舞台となっていましたね。
 それにしても、山内千代役の仲間さんの小袖、パッチワークですが、目だっていますね。山内一豊役がすっかり霞んでいます。さて、元亀元年(1570年)に信長と秀吉と家康が勢ぞろいした金ヶ崎城は敦賀港の東端の岬の上だったそうですが、今はありません。その岬の水際には現在、金ヶ崎緑地が整備され、旧国鉄時代の敦賀港駅舎や時計台に東屋が並んでいます。

 日本海若狭湾の金ヶ崎緑地から太平洋伊勢湾の桑名七里の渡しまで、118kmを走るウルトラランニングが『功名が辻!北陸東海クロスアスロン』でして、5月21日の午前0時に緑地の時計台をスタートします。昨年までは『本州横断ウルトラランニング』と称していましたが、巡るコースが金ヶ崎城、奥琵琶湖、賤ヶ岳トンネル、余呉川、琵琶湖さざなみ街道、姉川、長浜城下、石田三成誕生地、伊吹山麓の北国街道、関ヶ原、牧田川、揖斐川、長良川、長島城、桑名宿と「功名が辻」のドラマ舞台を連ねますので、今回から行事名を変更しました。

 話を変えます。一泊二日のウルトラランニング、『第1回 功名が辻!長浜城往還リゾートアスロン』は、お陰さまで、走る山内千代にふさわしいレディースランナー2名の参加申込が確定しました。現時点での、3月4日〜5日の近江地方の天気は良さそう、内助の功は山内千代・山内一豊夫が21世紀にウルトラランナーとなり、北陸東海・功名が辻コースをリゾートアスロンしますよ。


 <走談家>      藤田 俊英 (06/02/27)





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