コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.657

◎平成17年は年間30本のランニング行事開催を目指します その15
〜夜桜スローRUN50`、ゴールのお台場海浜公園で拍手が少喝采〜
 今年の第10本目のイベントは4月24日に開催した『第2回 土方歳三鬼あし夜桜スローランニング』でした。参加申込者は19名(男15人、女4人)、実際の参加者は15名(男11人、女4人)でした。この行事、実は『第1回 ファッショナブル!夜桜ウォーク』という名前でウォーキング・マガジン誌に案内を掲載しましたが、ウォーキング愛好家からの問い合せや申込は全くありませんでした。

 23日の午後10時半過ぎにJR青梅線の羽村駅に着きますと、改札出口にすでに団体参加の某企業の駅伝チーム5名がご到着済みでした。定刻の11時半、受付を済ませた15名とスタート地点の玉川上水羽村取水堰に移動し、11時50分に出発しました。中天に満月、雲はなく無風、歩くのに絶好のコンディションですね。私がトップ、招待参加の宮下さんがラストに位置し、奥多摩街道から5`地点の水喰らい土公園に着きました。

 短いトイレ休憩後、26`地点のJR中央線三鷹駅まで休憩ナシの夜間ウォークは快適でした。満月の月光が足元を明るく照らし、花の散った桜の木々の若葉を際立たせます。三鷹駅には夜が明けた午前4時40分頃の到着、約30分のトイレ給食休憩を取って5時15分に立ちました。この後の10`が眠たい区間、時折、早起きウォーキング愛好家とすれ違いますが、ランナーの姿は見えません。

 36`は甲州街道明大前、駅伝チームの5人の歩みが遅れています。ここから、信号が増えて歩みのペースが落ちます。井の頭通りから代々木公園をかすって渋谷駅、明治通りから三田、田町、レインボーブリッジを渡りました。お台場の人口海浜脇の遊歩道を歩く姿が周りの目を引き付けました。いつの間にか、「羽村から50`歩いてきた連中だ!」が知れ渡り、パラパラと拍手が沸き起こる中をゴールの海浜公園駅に着きました。


 <NPO法人・市民歩走者学会 会長>      藤田 俊英 (05/04/26)





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