コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.652

◎平成17年は年間30本のランニング行事開催を目指します その10
〜南房総館山2デイズマラニック、春の嵐に翻弄された二日間でした〜
 今年の第5本目のイベントは3月12日〜13日に開催した『第2回南房総館山2デイズマラニック』でした。昨年の第1回と同様に、男性は千葉県柏市の鈴木誠さん、女性は神奈川県横須賀市の上原麻美さんを招待ランナーとして招く予定でしたが、上原さんは直前に大学の化学の実験が忙しくなり、残念ながら欠席されました。運営スタッフとして、私以外に館山の地元、若潮走友会の会長と事務局長、館山観光協会の観光プロデューサーの3名が参加しました。

 今回の第2回は天候が激しく変化しました。12日の初日は勝浦から国道128号、外房くろしおラインを館山に向かって南下しますが、真正面から向かい風が吹き荒れ、走っていると身体がふらつきました。13日の二日目は館山を発着するフラワーライン一周コースですが、朝の内は気温が冷え込んで春のボタン雪が降り、館山から白浜に入る昼前から晴れてきました。

 参加者は神戸から参加された女性が1名と男性が8名、招待の鈴木さんを入れた合計が10名でした。午前11時にJR外房線の勝浦駅前をスタート、昨年よりも早いペースで進みました。神戸の若い女性が力いっぱい先頭を引っ張り、グイグイと走ります。若潮走友会から車が2台、参加者の荷物と飲食物を積んで伴走します。猛烈な向かい風で回りの景色を楽しむ余裕はありません。

 午後7時から館山駅近くの幸田旅館の大広間で夕食が始まりました。例によって、旅館に着いて一風呂浴びて、早い方は缶ビールなどを楽しんでいます。大広間が終わるとスタッフ部屋で鈴木誠さんのスパルタスロンセミナーが始まりました。焼酎、ビール、ウィスキーにおつまみを楽しみながら、明日の60`が残っているのに、元気な男性8人は午後11時までランニング談義に花を咲かせました。


 <NPO法人・市民歩走者学会 会長>      藤田 俊英 (05/03/18)





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