コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.651

◎平成17年は年間30本のランニング行事開催を目指します その9
〜東京大空襲六十周年、十万人いのちの60`マラニックを開催です〜
 ランニング行事は通常、土日又は祝日に開催されますが、月曜日から金曜日のオンデイ、仕事日にも何か大会を開催できないかと考えていましたが、なかなか開催の腹を括る機会がありませんでした。そんな最中、1月に春風亭小朝の落語を聞いていると、3月7日に故林家三平の奥さん、海老名香葉子さんが「東京大空襲六十周年メモリアル/十万人の青空」と言うイベントを日比谷公会堂で開催することを知りました。

 これで、同じ3月7日の月曜日に日比谷公会堂に近い皇居の和気清麻呂像公園を発着し、大空襲の被災地域を巡るマラニックを開催する、腹が括れました。行事名は「第1回 東京十万人いのちのマラニック/市民ランナーが東京大空襲の歴史を体感・伝承する」です。とにかく準備期間が残っていません。走るコースは1月9日に開催した「鬼あし新春初詣50`マラニック」のコースを基にしました。

 初詣のコースは、大空襲の慰霊堂がある墨田区横網公園や多数の方が亡くなった隅田川の言問橋を通ります。足りない10`分は皇居周回歩道の5`を走ればOKです。さっそく開催要項を作り、ランニングマガジン「クリール」のスポーツエントリーに申し込みました。うまい具合に2月21日発売のクリール4月号に開催案内が掲載されました。ですが、申込募集期間がほとんど残っていません。

 結局、2名の男性、いずれも30歳代の方から申込を受付けました。最初は、土日以外も年中休日の60歳以上の世代が参加すると考えていましたが、この年代からは全く反応がありませんでした。当日の運営は極力手数がかかる事を省き、参加者の荷物は東京メトロ大手町駅の地下1階コンコースのコインロッカーに預けるようにしました。さあこれで、準備万端、当日の朝11時半に和気清麻呂像に向かいました。


 <NPO法人・市民歩走者学会 会長>      藤田 俊英 (05/03/11)





前のページへ戻る