コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.635

◎ウォーキング行事開催、これが中々シンドイ話です その7
〜第1回ひよどり山トンネルウォーク、残る心配は天候ですね〜
 「トンネルをウォーキングの舞台にするという活用方法は、最先端の土木技術を駆使して築造された土木構造物にとって、新たな社会的機能と言えます」、これが、現場代理人さんに送った私のメッセージです。六つのJVの代表ゼネコンを紹介しますと、大成建設、鹿島建設、清水建設、大林組、熊谷組、三井建設と土木の分野の超一流ゼネコンが参画したひよどり山トンネル工事でした。

 さて、重要な事が残っています。東京都道路公社と市民歩走者学会の契約です。細かいことは省きますが、「ひよどり山トンネルウォーク企画運営業務の委託」と言う契約目的で、契約金額、\50,400円で決定しました。だいそれた金額ではありませんが、ウォーキングを過去数回開催して、参加費用を頂く事がどれぐらいシンドイか身に沁みています。

 とにかく、参加費が只のウォーキング行事が多すぎます。ですから、今回のひよどり山トンネルウォークを私の市民歩走者学会が単独で自前主催した場合、いただける参加費はせいぜい300円、それで参加されるウォーカーは多くても100人でしょうか。つまり、参加費収入は3万円が限界です。これが、5万円の企画運営委託費用で賄われますので、なんとか企画運営の諸経費が賄えることになります。

 残る心配は当日の天候、雨天決行ですが、晴れた方が参加者の頭数が増えます。開催日の11月20日前後は晴れの特異日、まず雨天にはならないはずですが、心配ですね。昨年、道路公社と同じスタイルで開催した「稲城大橋ファミリーウォーク」は土砂降りの雨天でしたから。


 <NPO法人・市民歩走者学会 会長>      藤田 俊英 (04/11/10)





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