コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.631

◎ウォーキング行事開催、これが中々シンドイ話です その3
〜多摩川を跨ぐ稲城大橋、ためしにウォーキングコース設定〜
 東京都道路公社事務所に道路事業課のY氏がにこやかに私を迎えてくださいました。熱いコーヒー、それもインスタントではないレギュラーが振舞われ、何か、良い事が起こりそうな気がしました。稲城大橋の左右の歩道について話を交わしている間に、「ためしに、稲城大橋を通るウォーキングコースを考えてくれませんか?」と切り出されました。

 さっそく、帰り道に稲城市役所の体育課に寄り、稲城市内のウォーキングマップを数枚と稲城市内地図を手に入れました。稲城の名産は梨と葡萄、名所遺跡は大丸用水です。地図を睨んで、気づいたのがJRの中央線と南武線、京王の本線と相模原線がそれぞれ多摩川の南北を走っていることです。

 京王相模原線の京王よみうりらんど駅からスタートし、途中で稲城大橋を渡り、京王本線の府中駅をゴールにするコースが即座に湧いて来ました。後は、コースの距離は約10`に設定すると、稲城大橋の上下流にある是政橋と多摩河原橋を渡ることも可能となりました。このコース原案を基に、バイクで現地の下見をして「ためしに、ウォーキングコースを考えました」と、披露しました。

 即座に課長から、「じゃあ、ためしに10月頃、開催してみようか」、と言う返事が返ってきました。その後は、道路公社と私の役割分担を話し合って決めて、あっという間に「第1回稲城大橋ファミリーウォーク」の開催が決定しました。6月中頃、大丸用水沿いの田圃が田植えの真っ最中でした。


 <NPO法人・市民歩走者学会 会長>      藤田 俊英 (04/10/07)





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