コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.630

◎ウォーキング行事開催、これが中々シンドイ話です その2
〜多摩川を跨ぐ有料道路稲城大橋、立派な歩道を持っています〜
 支援者を探さなくては駄目だと悟り、CReWのミッション、「土木と体育を融合して高齢社会に貢献する」、を理解していただける事業主体を探していました。そんな最中、昨年の春3月でした。私が多摩川流域で日野市の新撰組祭に関連し、100`ウルトラランニングを開催する、こんな記事が読売新聞の多摩版に掲載されて、どう言う訳か警視庁の交通規制部署の目に留まり、「けしからん」との指導を受けました。

 日野警察署の交通課に呼び出され、新撰組祭の実行委員長と二人で指導を受けた内容を吟味して、対策を話し合いました。結論は、距離を短くしたウォーキング行事として開催する、でした。早速、50`程度のコースを地図上で設定し、現地の下見に出かけました。下見といっても多摩川の場合、堤防道路が自転車専用道として整備されていますので、私のヤマハでは中々、予定コースそのものを下見するのが困難です。

 そんな時、稲城市内の多摩川右岸沿いをツーリング中、頭上を覆うスレンダーな橋桁に遭遇しました。東京都道路公社が所管する稲城大橋有料道路、でした。ヤマハを止めて、有料道路を見ていますと、自転車や歩行者が渡っているのが見えました。この有料道路、車道の両側に歩道、それも極めて立派な歩道を持ち、車道とは違って人や自転車で結構な繁盛振りでした。

 5月11日、新撰組祭の関連で開催した55`ウォーキングは無事終了しました。そこで、気になっていた有料道路稲城大橋を所管する東京都道路公社を訪ねました。5月の中頃、立川駅南口から数分の公社事務所に道路事業課のY氏がにこやかに私を迎えてくださいました。熱いコーヒー、それもインスタントではないレギュラーが振舞われ、何か、良い事が起こりそうな気がしました。


 <NPO法人・市民歩走者学会 会長>      藤田 俊英 (04/09/26)





前のページへ戻る