コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.622

◎石の上にも三年、カウラからシドニーまで330`RUN その2
〜四苦八苦のメインランナー探し、伊豆半島松崎町で鉢合わせ〜
 カウラからシドニーまで330`、しかるべきランナーを探してまる2昼夜は48時間かけて3〜4人で交代しながら走ろう、と言う基本方針でしかるべきランナーを探しました。それが、シンドイ話でした。普通のサラリーマンが「はい、そうですか、それなら走りましょう」とは、行きませんでした。

 昨年夏ごろから、岡田社長は今年の集団脱走事件60周年の催しで豪州の現地に設立された60周年記念実行委員会と交渉を開始しました。今まで、岡田社長が実施したカウラへのツァー参加者、参加学校、参加団体などを日本から60周年記念で送り出す手筈は着々と進みました。ですが、330`を走るメインランナーが決まりません。

 私の方は、カウラから離れて国内で新しいランニングイベント、ゆっくり走って、旅館に泊って、参加者皆で食事とお酒を共にして、ツァー要素のある2デイズマラニックを商品開発中でした。その開発賞品第1号が伊豆半島の海岸線を巡る「楽しい松崎・2デイズマラニック」でした。これは、市民歩走者学会の副会長、三遊亭楽松師匠がご贔屓筋である伊豆松崎町に新しいランニング行事を作りたいと思った、のが始まりでした。

 昨年8月3,4,5日、暑い日が続く中を松崎中心に師匠が走り、私がバイクで伴走しながら、海岸線沿いの道を下見試走しました。その後、町の商工会の事務局長を交えて検討し、今年の2月21日に伊豆急河津駅集合、下田、石廊崎から松崎着、宿泊して翌日22日に松崎発、仁科峠超え、修善寺温泉ゴールとする120`2デイズを開催する運びとなりました。それで、再度12月に想定コースで下見試走を実施することになり、運命の岡田社長、楽松師匠、藤田の3人がホンダのオデェッセイで鉢合わせしました。


 <NPO法人・市民歩走者学会 会長>      藤田 俊英 (04/08/01)





前のページへ戻る