コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.619

◎来年から新規開催するランニングイベントの準備開始 その7
〜横8の字コース、実際に下見するとブランドコースですね〜
 7月4日、日曜日の朝から設定した概略横8の字コースの下見をヤマハセローに跨って敢行しました。平塚駅前の七夕祭会場の見付町市営駐車場から西に向かい、花水川を渡って高麗山の麓を県道609に沿って進み、小田原厚木道路をアンダーして、金目川を上り、土屋橋から県道77号に入り、神奈川大学の前を通って、七国峠を越えました。部分的に歩道が途切れていますが、なかなか風情のある道が続きます。

 中井町を経て大井町に入ると東名高速道路と並行しながら、県道72号に入ります。JR御殿場線の大井駅前から踏切を渡り、十文字橋を進んで酒匂川を渡ります。渡り切ると酒匂川右岸河川敷に水辺スポーツ公園があって、堤防上に自転車道が整備されていますが、セローは侵入できません。この堤防に沿って下る途中に、二宮尊徳翁が手植えた松並木が続いています。その尊徳記念館前を通って、小田急の富水駅から県道717号を東に進み酒匂川の左岸堤防道に入ります。

 この左岸堤防道を下って国道1号と交わる酒匂橋東側交差点を左折、旧東海道、つまり箱根駅伝のコースを平塚に向かいます。快晴微風の時折、ディパックを担いでマラニックを楽しんでいるランナーを何名か目撃しました。やはり、この東海道、駅伝コースは市民ランナーにとってブランドコースであることを確認しました。

 小田原市、二宮町、大磯町を通り、高麗山の南麓から花水川を渡り、スタートの駐車場に戻ると、この周回の距離は約55`でした。来年の七夕祭の土曜日、午後6時にスタートすると、55`走って戻って来るのが午前0時前後となります。すると、目の前に連なる祭の見物人の数も減って、名物の笹飾りが並ぶ祭のメイン通りをゆっくり走って、残る鎌倉までの周回RUNをスタートすることが可能です。


 <NPO法人・市民歩走者学会 会長>      藤田 俊英 (04/07/16)





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