コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.614

◎来年から新規開催するランニングイベントの準備開始 その2
〜来年の第2回は一日仕立ての百`マラニック、愛知川発着〜
 2デイズマラニックを開催する場合、重要なのはどこの宿泊地のどんな旅館で泊る、かです。地図を睨んで、発着地点の三岐鉄道北勢線の阿下喜駅、鞍掛峠、石ぐれ峠を結ぶ三角形を近江側に折り返すと、愛知川と言う地名が目に留まります。有名な中山道の愛知川の宿場です。インターネットで検索して、現在の愛知川の状況や宿泊先を調べます。旅館が二軒、アップされています。そこに電話して、取りあえず「近江屋旅館」を候補地にしました。

 三月二日に近江側のコースを下見しました。二つの峠は通行禁止中ですから関ヶ原経由で迂回して、多賀大社から甲良町役場を経由して尼子付近から中山道に入り、南下して愛知川の宿場を通り抜けて「近江屋」に着きました。若夫婦二人で切り盛りしているビジネス旅館で駐車場も広く、国道八号に面していますが、宿泊する部屋は静かな環境でした。それで、マラニック実施要項を見せて、ここを宿泊地とすることを決定しました。

 6月5日から6日にかけて、「第一回鈴鹿二峠超え2デイズマラニック」を開催しました。いつもながら、集客はシンドイ状態でしたが、締め切りすぎてからも申し込みが届いて、結局、男5人、女1人の合計6人が参加する予定通りの規模となりました。6月4日に息子と同乗してコースをグルっと周る途中、近江屋にも立ち寄り、献立を確認しました。夕食は刺身の代わりに鮎の塩焼き2匹などの注文を出しました。

 5日は気温29度で湿度が低く爽やかな風が吹く天候、6日は朝から小雨が続きました。二日間、いろいろありましたが、全員無事にスタート地点の阿下喜駅に戻りました。今回の伊勢と近江を往復、途中で鈴鹿山脈を二回越えるコースの全長は約百`、当然これを一日仕立てで開催するプランが浮かんでいます。来年は近江屋旅館での前泊をセットした一日仕立ての百`マラニックで開催してみる予定です。


 <NPO法人・市民歩走者学会 会長>      藤田 俊英 (04/06/14)





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