コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.606

◎いよいよ新撰組!ウィーク、鬼あし50`を開催します その1
昨年2月、日野警察署への出頭からドラマが始まりました
 本日26日、日野警察署から第7回ひの新撰組まつり関連、第2回土方歳三鬼あし50`マラニックに関する道路使用許可を頂きました。申請者は私でなく、日野市まちおこし連絡協議会の会長、川澄祐勝氏です。この川澄氏、要するに有名な高幡不動尊の一番偉い方です。これには、昨年から持ち越している深い訳があるのです。

 昨年、歳三の鬼あしを再現するランニングをひの新撰組祭の一環で開催しようと思い立ち、日野市役所、ひの新選組み祭実行委員会そして歳三の生家の土方歳三記念館などに参上して開催趣旨等を説明し、理解が得られました。当初は、100`で日野から皇居周辺を折り返すコースでした。ランナーズ誌やクリール誌にも大会開催の案内を送って準備万全、いよいよ日野警察署に道路申請を出す直前でした。

 2月中ごろ、この土方歳三鬼あし100`ランニング開催の記事が読売新聞多摩地方版に掲載されました。これが、警視庁本庁のどなたかの眼に止り、日野警察署の交通課に連絡が入り、即刻の出頭を求められました。2月20日の午前、日野市役所の新撰組まちおこし室の方や新選組祭の実行委員長と連れ立って日野警察署の交通課長に説明に参りました。いちおう、簡単な開催趣旨などは説明しました。

 交通課長の話は簡単でした。「歩道は歩く所で走る所ではない。100`ランニングの開催に道路使用許可はだせない」、です。そこで、説明用のコース図を睨んで考えました。「皇居周辺まで行くのを止めて、できるだけ多摩川の堤防道路を通るコースにして、ウォーキングスタイルで開催したら駄目ですか」と尋ねると、交通課長がニコっと微笑みました。「大至急、ウォーキングスタイルのコース案を持ってきますから」と切り出すと、「大至急だぞ!」と、念を押されました。


 <NPO法人・市民歩走者学会 会長>      藤田 俊英 (04/04/26)





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