コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.603

◎日本の表玄関、千代田区とウォーキングの協働事業を進めます その7
「千代田桜祭マラニックはカジュアルウェアの娘さんがお似合いでした」
 本日、4月11日は「第4回千代田桜祭マラニック」を開催し、事前申込58名のうち50名が参加いただきました。集合場所は千代田区の皇居千鳥ヶ淵公園、半蔵門交差点寄りの青春の群像が立っている所、一週間前はお花見客でごった返していた場所です。このポイントは皇居周りの5`コースを走るのに便利だけでなく、甲州街道が半蔵門にぶつかるT字交差点近くですので、周囲の四谷、番町、麹町などに出て行くのに都合が良いのです。

 そこで、この半蔵門交差点を発着する10`コースをA、B、C、Aダッシュと四種類設定しました。そして、この10`コースを順番に75分間で1周していきますと、丁度5時間で4週、合計40`を走ることができます。これを実際に三遊亭楽松師匠がガイドランナーになって、参加者を案内しながら40`走らせるのが、千代田桜祭マラニックという訳です。参加費は1周しても、2周しても、3周しても、4周しても1000円、とコストパフォーマンスに優れています。

 今年の参加者の特徴は女性ランナーの比率が6割、だったことです。あまり走りこんでいない初々しい女性ランナーが、いかにもランナーっぽくない出で立ちで参加して、楽しい雰囲気を作ってくれました。どこかのスポーツクラブの仲良し娘が、「たまにはお天道様の下で走ろうよ!キャピ!」ってな感じで気軽に参加してくれました。

 ランパンランシャツで死に物狂いで都会を走る、ってのは野暮だと思います。日本の首都、東京の表玄関は千代田区、その世界一のランニングインフラ、皇居周辺の歩道や公園は粋なカジュアル系のスポーティーウェアでゆっくり走る娘さんたちがお似合いですね。

 <NPO法人・市民歩走者学会 会長>      藤田 俊英 (04/04/11)





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