コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.600

◎日本の表玄関、千代田区とウォーキングの協働事業を進めます その4
「話題をそらして、増田明美さんと市民歩走者学会の別れ話を語ります」
 千代田区とのウォーキング協働事業から話題を替えます。アテネ五輪の女子マラソン選手選考結果は発表後、国民的な関心を呼び起こし陸連の選考過程等に議論が百出しています。そういう中で、陸連理事の増田明美さんが様々なマスコミ媒体に八面六臂の顔の広さで登場して、陸連のスポークスマンの如き活躍を国民各層に印象付けています。14日の名古屋国際女子マラソンから、五輪女子マラソン選考結果に至るまで、「お見事!」としか言いようのない明美さんの解説でした。

 その増田明美さん、市民歩走者学会の設立当初は役員で副会長に就任いただいていました。昨年2月初め頃、市民歩走者学会のNPO法人申請を目指し、法人メンバーリストを作成し、ぜひとも明美さんに副会長に就任してもらいたいと思い、電話で法人設立の概略を話してから、できたばかりの設立趣旨書や定款抜粋を明美さんに郵送しました。で、余談ですが、明美さんの電話越しの声は綺麗ですね、聞いていてうっとりします。

 それから、10日くらい経って、私のケイタイに明美さんから連絡が入り、副会長就任の承諾の意を伝えられました。嬉しかったですね。さっそく、明美さんにNPO法人の役員就任に必要な書類を送り、住民票を1部用意してもらうように依頼しました。ただし、残念ながら3月5日の設立総会には、ご都合がつかず、欠席されました。

 明美さんからの役員就任承諾書と住民票が届いて、東京都庁のNPO法人申請窓口に書類を提出したのが4月28日でした。一安心して5月の連休が終わった頃でした。明美さんから電話があり、「役員を辞退したい」、との申し出がありました。別段、私から理由を聞いた訳ではありませんが、「引き受けたのに勝手なんですが、今年は忙しくなるので、・・」との事でした。残念でしたが、明美さんの申し出を受理しました。

 今回の五輪女子マラソン選手選考騒ぎ、明美さんの顔をテレビで見るたび、昨年の5月の明美さんの電話の声、綺麗な声でした、を思い出します。

 <NPO法人・市民歩走者学会 会長>      藤田 俊英 (04/03/17)





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