コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.598

◎日本の表玄関、千代田区とウォーキングの協働事業を進めます その2
「千恵子さん、趣味は朝早くラジオ体操をタイ人相手に教えること」
 さて、佐藤千恵子さんにはNPO法人・市民歩走者学会の監事に就任いただいています。過去二回、佐藤さんから国立競技場ではありませんが、直々にランニング指導を受けたことがあり、往年の親父づらしたトップランナーが威厳めかして教えるスタイルでない、彼女のはつらつとした指導スタイルに関心を持っていました。それで、理事長の渡邉先生を通じて監事就任を依頼しました。

 彼女のプロフィールをざっと紹介しましょう。顔立ちは、宮崎アニメに良く似た感じのおてんば気味の女の子が必ず登場しています。2002年の雑誌「ランナーズ」10月号の別冊付録は「佐藤千恵子先生が伝授!ランニングのコツ事典」で、表紙を彼女がランニング中の姿で飾っています。

 高校時代は3000mで全国インターハイ、国体出場。東京学芸大学生涯スポーツ科学学科でスポーツコーチングを学ぶ。卒業後、東海銀行(現UFJ銀行)女子陸上競技部へ。全日本実業団女子駅伝等で活躍後、タイを拠点に東南アジアを歩いて「国境超えの旅」に出る。現在は国立競技場長距離教室講師として、毎週月曜日と木曜日の週2回、市民ランナーの指導を行っている。元気で明るく、そして丁寧な指導で、市民ランナーからの信頼も厚い。日本陸上競技連盟一般普及委員。趣味はダイビング、ラーメン食べ走り(特に喜多方ラーメンがお気に入り)、ラジオ体操。

 以上がプロフィールですが、趣味のラジオ体操が私には何のことやら良く分かりません。この点、彼女に問い合わせると、ラジオ体操をタイで朝早く、見知らぬタイ人相手に教えるのが大好きとの返事が返ってきました。

 <NPO法人・市民歩走者学会 会長>      藤田 俊英 (04/03/06)





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