コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.584

◎来年に向けて新作ウルトラランニングイベントを開発中です その6
〜新潟駅の待合室で転寝をしてから、大河津分水へと男2人旅です〜
 12月1日、信濃川の大河津分水を見てきました。前日の池袋駅前発の深夜高速バスに乗って、新潟駅に午前5時に着きました。予想以上の暖かさ、暗闇の駅前周辺を30分ほどジョギングしてから駅の待合室でボーっとして午前8時前にランニング学会会員の渋谷さんから連絡が入り、駅裏手のけやき通りで久しぶりの再開を果たしました。渋谷さんとはランニング学会大会や9月の越後湯沢の走りこみ合宿でご一緒していました。

 新潟市内から大河津までのルートの確認です。結局、日本海の海岸線に沿うルートにしました。このルートは毎年10月始めに開催される新潟マラソンの新旧コースです。私も過去5回走って毎回35`過ぎからスタミナ切れで、ヘトへトでゴールの陸上競技場に辿り着いていました。ただ、海岸に沿うため、コース案内は簡単ですので、コース設定作業は楽ですね。

 新潟市内から25`を過ぎると道路姿が一変します。弥彦山塊が海岸近くまで迫っていますので、上下左右に道路がうねります。相当タフなコースとなりますが、あたりの風景は絶品ですね。このような感じの海岸風景は初めて目にしました。それでも、車道脇に歩道がシッカリと整備され、安心して走ることができますね。

 新潟市内から約40`で大河津分水の河口に着きました。この2〜3日の雨で川の水はこげ茶色の濁流となっています。河口から分水地点まで約10`、堤防右岸道路を上流に遡ります。途中、川と反対側の堤防小段に桜並木が続いています。JR越後線の鉄橋を潜り、大河津の市外を抜けて目指す大河津の分水地点に到着しました。

 <特定非営利活動法人・市民歩走者学会(CReW) 会長>      藤田 俊英 (03/12/04)





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