コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.562

◎東京都道路公社と共に土木構造物を歩いて走って都市観光振興 その3
 〜新コースで10月13日、道路公社の主催でウォーク大会の開催を進めます〜
 6月22日にJRと稲城市役所を交えた下見ウォーキングの後、何とか東京都道路公社主催で「稲城大橋ファミリー・ウォーク」が開催できないか、稲城周辺の地図を睨みながらコースプランを捻り続けていました。その結果、稲城市内のJR南武線「矢野駅と京王相模原線「よみうりランド」駅をスタートにする10`&12キロ、のコースを編み出しました。

 それで、7月になって道路公社の道路事業課長に新コースを紹介し、「これなら、稲城大橋の魅力を参加するウォーカーが十分堪能できますよ!」と駄目を押しました。数日立って、「では、このコース案で10月13日、体育の日に実施することで話を進めよう」との返事が返って来ました。ついでに、多少のコースプランの修正や追加の注文がありました。

 このコースの最大の特徴は多摩川を跨ぐ三本の橋、下流側から鶴川街道の多摩川原橋、有料道路稲城大橋、府中街道の是政橋を順番に渡ることです。この三橋は橋梁工学的に言うと構造タイプが異なります。詳しくは申しませんが、いずれも設備の整った歩道が整備され、歩道から見た多摩川を中心にする360度のパノラマ視界は橋の個性が現れます。

 稲城大橋歩道の特徴は、端の両側に幅5m程度の広さを持ち、多摩川水面から一番高い床面を持っていることです。ですから、遠くまで視界が利きます。気持ちの良い、景色が目の前に現れます。この景色を10月13日のウォーク当日、できるだけ多くの参加者に楽しんで頂きたいと思います。

 <市民歩走者学会(申請中) 会長>      藤田 俊英 (03/07/07)





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