コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.560

◎東京都道路公社と共に土木構造物を歩いて走って都市観光振興 その1
 〜新撰組副長土方歳三のご縁、稲城大橋歩道に新たな魅力をソリューション〜
 市民歩走者学会(CReW)にウォーキングコースのデザイン依頼が舞い込みました。瓢箪から駒、のような話ですが、先々楽しみなコンサルティング業務です。

 五月十一日、『第七回ひの新撰組まつり』の一環で『第一回土方歳三鬼あし50`ウォーク』を開催しましたが、コース途中の17`地点で下を通過した東京都道路公社の有料道路『稲城大橋』の優美な姿に未練が残りました。思い余って仕方なく立川にある公社を訪ね、総務部の道路事業課長に面会を申し込み、おずおずと切り出しました。「来年開催する土方歳三鬼あし50`ウォークでぜひとも稲城大橋の歩道を歩かせて頂きたい、よろしくお願いします」

 数日後、課長から「依頼された件で相談したいことがある、公社まで来てくれないか」と連絡が来ました。五月三十日、課長の運転する公用車に同乗して稲城大橋に行き、多摩川を跨ぐ大橋両側の二本の立派な歩道を並んで歩きました。「春の50`だけでなく、秋にも稲城大橋歩道を活用する手軽なウォーキングのイベントを考えてほしい」、が課長の相談事でした。いよいよ、市民歩走者学会に行政サイドから土木インフラ、稲城大橋歩道の新たな魅力を創造するコンサルティング業務が舞い込み、そのソリューションを編み出すことになりました。

 稲城市役所のホームページに、体育課が『いなぎあるくマップ』と題して市内にウォーキング三コースを設定していると掲載されていました。早速、体育課に行って三コース地図を手に入れ、稲城大橋との相性を検討しました。その結果、『大丸親水公園〜多摩川コース』を基本に稲城大橋を通るように改善すると、大丸用水〜多摩川〜三沢川サイクリング道を結ぶ、『梨と高尾ぶどうのまち/いなぎ水の道ファミリーウォーク10`コース』が誕生しました。

 <市民歩走者学会(申請中) 会長>      藤田 俊英 (03/06/24)





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