コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.555

◎日野新撰組まつり/土方歳三鬼あしウォーキング血風録 その1
 〜昨年4月の連休初日に日野を訪れて、鬼あしイベントの開催を決めました〜
 5月11日は第6回日野新撰組まつり、地元の日野市域では昨年の50%増しの人手でごった返していました。CReWではNPO法人申請後の初仕事として、「土方歳三に鬼あし50`早歩き」を主催いたしました。午前6時にJR中央線の日野駅前をスタートしたのは13人、50`を早歩きして午後3時に日野市役所隣の中央公園に特設された祭会場舞台に着いたのは8人でした。

 取り合えず、第1回目は無事に成功しました。歳三の鬼あしに関連した歩走イベントの開催を思い立ったのは、昨年の4月の連休第1日でした。当時、月刊「土木施工」に連載中の「コンサルタント列伝」の取材で、歳三の故郷の日野市を訪れました。NHKが大河ドラマで「新撰組!」を放映することが、報道されたのがきっかけでした。歳三の墓や生家、高幡不動尊をヤマハで回っているうちに、司馬遼太郎さんの「燃えよ剣」の記述を思い出しました。

 「歳の鬼あし、鬼のように早く歩く、足が達者な奴は知恵も達者、足の指で地面を?むように歩く・・」、歳三の歩きざまを表現した件を覚えていました。それで、あたり一面に翻っている「日野新撰組まつり」の幟を見て、「来年の新撰組祭に歳の鬼あしをテーマにした歩走イベントを開催しよう!」と思い立ちました。」

 コースの設定は端からウルトラ、42`以上で進めました。日野界隈の歳三縁の地と江戸市中にあった近藤勇の剣術道場「試衛館」跡地を繋げますと、100`前後の周回コースが誕生することが分かりました。地図で概略の距離設定を済ませて、そのコースをヤマハで下見しますが、問題は多摩川の堤防や河川敷に設置されているサイクリングロードにヤマハが入って行けないことでした。

 <NPO法人(準備中)市民歩走者学会>  藤田 俊英 (03/05/17)





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