コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.551

◎大和川、川道付替え3百年記念、百`ランニング開催準備 その2
 〜奈良県のど真ん中、秋篠川にそって薬師寺、唐招提寺、秋篠寺を北上します〜
 午前10時、大和川に面した大阪市立大学構内の陸上競技場、400mトラックの脇を角野先生が運転するアコードで出発しました。大学構内を出て、大和川右岸の堤防を10`地点の柏原市安堂に行くのですが、このコースは車で走れませんので、途中何回も右折左折やUターンを繰り返して、やっと国道25号に合流しました。

 ここから国道25号は大和川を右に見ながら併走します。途中、柏原市役所手前で3百年前に川道付替え工事に尽力された中甚兵衛の銅像を通り過ぎました。角野先生が用意したカセットから河内音頭に合わせて、中甚兵衛の功績を称える物語が車中に鳴りっぱなしです。

 JR関西線の高井田駅手前の國富橋を渡らずに、右岸に沿って進みます。この辺りは何し追う地滑り地帯で、川の両岸到る所に地滑り対策がなされています。15`地点で国分寺大橋を渡って、左岸の25号に合流します。まっすぐ進んで、王子町の本町交差点が20`地点です。25号は龍田大橋、法隆寺、中尊寺と進み、25`地点が県道9号へ入った所です。この県道9号の歩道整備が見事です。

 30`地点が大和郡山城跡、32`地点から秋篠川を左に見て併走します。薬師寺の東西両塔を見て、唐招提寺の門前を過ぎると35`地点です。平城京跡を右に見て、近鉄線路を越えて秋篠寺脇を進んで40`地点に到着します。そろそろ奈良と京都の県境になります。ここまでは、歩道の整備もまあまあの状況でした。

 <NPO法人(準備中)市民歩走者学会>  藤田 俊英 (03/04/10)





前のページへ戻る