コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.549

◎特定非営利活動法人 市民歩走者学会を設立します その8
〜その手は桑名の焼き蛤、都市観光・まちづくり5人囃子の開演です〜
 3月21日、春分の日に桑名で開催された「桑名市都市観光シンポジウム/まちづくり5人囃子」に宇佐美先生、楽松師匠と私の3人が出演しました。会場は江戸時代の東海道42次、桑名の宿場の脇本陣「駿河屋」跡の料理旅館「山月」の大広間です。これを主催するのが桑名市役所と桑名都市観光推進アドバイザー会議で、ちなみにアドバイザー会議の会長は私が委嘱されています。

 午後1時から第1部の全体高座「まちづくり5人囃子」が始まりました。出演者と担当分野を紹介しましょう。まずは、5人囃子の方々です。

  宇佐美 彰朗(元五輪マラソン3回代表) スポーツ、歩走文化
  三遊亭 楽松(円楽一門会 噺家真打)  伝統芸能、高齢者介護、ランニング
  水谷  隆行(全国漁業青年連合理事長) 伝統産業、食文化
  渡辺   醇(日本ボート協会国際委員) スポーツ、国際交流
  森   一蔵(陶芸家 萬古焼き)    伝統工芸、食文化
 続いて、コーディネーターとしてお馴染みの方です。
  藤田  俊英(スポーツコーディネーター)スポーツ、土木工学

 5人の方の話の中で、渡辺さんから2005年に岐阜県海津町の長良川河川敷でFISA世界ボート選手権が開催され、桑名市が世界中からの参加者の宿泊拠点になる、という国際交流の大きな話題が紹介されました。この年2月には建設中の中部国際空港が開港しますので、開港記念として相応しいイベントになります。

 午後2時45分から第2部「専門高座」が始まります。5人の囃子方がそれぞれの得意分野を披露します。私は「山月」の別の間で楽松さんがお得意の落語を披露する「まちづくり高座」に参加しました。2間をぶち抜いた座敷に20名近い参加者が座布団に座っています。ここで、楽松さんは1時間30分の熱演、落語3席を披露されました。

 <市民歩走者学会NPO法人(準備中)>  藤田 俊英 (03/03/29)





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