コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.535

◎東京シティ・ウルトラランニングの開催に向けて その3
〜高幡不動尊の歳三像から新春4日は45`の試走会を開催します〜
 日野市の観光協会に宿泊施設の件で問い合わせました。高幡不動尊の近辺にはビジネスホテルと日本旅館が各1軒づつしかないことが分かりました。各々に電話で問い合わせると、「現時点では開催予定日前日の来年五月十日の予約は入っていないが、例年新撰組祭期間中は女性客で一杯になる」との事です。

 昨日、アキレスTCジャパンの山縣さんと、新春1月4日の試走会の打ち合わせをしました。4日朝10時に高幡不動尊境内の土方歳三像の前をスタート、京王線に沿って「百草園」駅、「聖蹟桜ヶ丘」駅を通り、多摩川に掛かる関戸橋を渡って左岸堤防に出て、堤防道路や河川敷歩道を伝いながら府中市、調布市、狛江市、世田谷区を経て大田区の丸子橋で中原街道に入ります。

 丸子橋が28`地点、東急池上線の洗足池駅が30`地点、東急大井町線の旗の台駅手前で右折して、1号線、東海道新幹線を横切り、大井町駅を潜って、35`地点の京急青物横丁駅に着きます。ここから北品川駅まで東海道の旧道を北上します。幕末の鳥羽伏見の戦いで破れた新撰組が、会津や桑名の藩兵とともに大坂から海路後退し、上陸したのが品川宿でした。

 北品川から国道15号に出て品川駅、田町駅を過ぎて芝5丁目の交差点から日比谷通り入って芝公園手前が40`地点です。新橋、有楽町から丸の内に入ります。ここの東京三菱銀行本店が、大坂から引き上げた歳三が再起を期して徳川幕府閣僚と交渉を続けた時期の居留地でした。大手町から内神田に入って45`地点の試走会終点となります。稲荷湯で疲れを落として、一杯飲む段取りです。

 <土方歳三研究家>  藤田 俊英 (02/12/26)





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