コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.532

◎東京と名古屋でシティウォーキングを開催しました その5
〜豊田佐吉の故事に習って、12里の1泊2日ウォーキングを開催企画しています〜
 第1回の「ナゴヤ・ものづくりウォーキング」は参加者から大いに喜ばれて閉幕しました。ゴール地点の産業技術記念館に戻った途端、「是非とも、第2回目は来年春に開催してください」、と懇願されました。大体にこういう行事は集まった参加者が歩いている最中にどんな顔つきをしているかで、成功か失敗か、が判断できます。このウォーキングはコース途中の円頓寺商店街の大いなるもてなしのご協力が魅力に感じたようです。

 さあそれで、次回の開催企画ですが、日時とかコースとかは実行委員会の事務局に任せて、何とか鉄道会社、つまり名古屋鉄道や近畿日本鉄道や名古屋市営地下鉄を共催側に加えたいですね。実は、11月30日(土)に東京で民間鉄道10社が共催したウォーキングが開催されていました。日比谷公園をスタート&ゴールとし、皇居外苑から北の丸公園、千鳥ヶ淵を巡るコースに1万人以上の参加者を集めていました。

 そんな話を加藤館長と話しているうちに、「やはり、豊田佐吉が12歳の時に実際に歩いた12里、湖西市の吉津から岡崎の岩津の観音様までをウォーキングしてみたいですね」と希望を伝えてみました。「とりあえず、誰かパートナーを探して私と二人で歩いてみましょう」と話が弾んだのは良いのですが、そのパートナー、相方の候補者がなかなか見付けられませんでした。

 それが、ひょんなことから見つかりました。噺家、三遊亭楽松師匠です。師匠とは10月の本州横断110`ランニングでお知り合いになったばかりです。その後、実際に高座を鑑賞に行きましたりして、お付き合いを深め、来年5月に新しく開催します「桑名街づくりウルトラランニング」の実行委員に就任して頂きました。さあ、私と楽松師匠のウォーキングコンビは実現するでしょうか、楽しみにして下さい。

 <豊田佐吉研究家・スポーツイヴェントプロデューサー>  藤田 俊英 (02/12/08)





前のページへ戻る