コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.531

◎東京と名古屋でシティウォーキングを開催しました その4
〜豊田佐吉の故事に習って「ナゴヤシティ・ものづくりウォーキング」開催です〜
 11月24日の朝、9時半頃に産業技術記念館の駐車場に着きました。すでにウォーキング・スタイルの人々が辺りをぶらついています。天気は曇天微風、雨の心配のないウォーキング日和と言えます。開館時間の10時になって、正面入り口で受付が始まりました。参加費の500円を支払いますと、産業技術館と名古屋城に入場できる入場券が付いたウォーキングマップが手渡されます。

 10時15分から、1階の大ホールでウォーキングセミナーが始まります。東海テレビの取材陣が陣取っていました。加藤館長が開会挨拶、名古屋西区役所の街づくり部長がコースの説明と続いて、私のウォーキングセミナーが始まりました。マップの裏面にコピーされている「宇佐美先生の体に効くウォーキング」からの図解を元に宇佐美流ウォーキングの極意を簡単に説明しました。ざっと、50名程度の参加者が座って聞いていました。

 10時45分から、歩き始めました。このウォーキングのコース途中には名古屋のものづくりの老舗が軒を並べ、参加者に暖かいおもてなしをサービスします。順に紹介しましょう。
  末廣堂       名古屋扇子・結納品製造販売 竹細工工芸の老舗です
  秀松堂総本店    野菜煎餅の店、暖かいお茶のサービス
  豆福        豆菓子製造直売の店、暖かいお茶と豆菓子のサービス
  おやつの森     駄菓子屋、落花生のサービス

   又、洒落た喫茶店やカフェなどもコースを賑わせています。この目新しいウォーキングに対して地元の西区の市役所や商店街が相当な期待を持っていることが分かりました。「ナゴヤシティ・ものづくりウォーク」の名称に「ものづくり」をテーマに産業振興、観光振興を目指す地元西区の「まちづくり政策」がピタリと合致したようです。百名を超えた参加者も予想以上の老舗のサービスを受けて満足げでした。

 <豊田佐吉研究家・スポーツイヴェントプロデューサー>  藤田 俊英 (02/12/05)





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