コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.530

◎東京と名古屋でシティウォーキングを開催しました その3
〜豊田佐吉の故事に習って「ナゴヤシティ・ものづくりウォーキング」開催決定〜
 この佐吉のエピソードを知って「ものづくりウォーキング」の企画が頭に浮かび、早速に産業技術記念館の加藤所長を訪ねました。なにせ口頭での説明ですので、説明される方も驚いたようですが、後日、企画書を郵送するという事で一件落着しました。それで、東京に戻って「ナゴヤシティ・ものづくりウォーキング」なるタイトルの企画書をA4版4枚認めまして、加藤館長宛に郵送しました。

 返事はすぐ来ました。「11月24日に開催する。大至急、コース決定」、これで開催が決まりました。その後、産業技術館の総務部に設立した実行委員会事務局と一緒になって主催する実行委員会のメンバーを決め、コースを決定し、所轄警察署に相談に行き、後援や共催や協賛を依頼する団体を選定しました。加藤所長の奔走で、中日新聞と東海テレビが共催に名乗りを上げてきました。

 今までに、「土木の日・東京シティウォーキング」や「千代田桜祭・RUN&WALK」を企画、主催した経験が大いに活用できました。後で気づきましたが、前日の23日は「名古屋シティマラソン」の開催日で、CBC(中部日本放送)が実況放送していました。宇佐美先生はすでに予定が入っていて、参画できませんでしたが、先生の代わりに私が「ウォーキングセミナー」の講師を努めることになりました。

 実行委員会事務局は講談社の月刊「ウォーキング」に開催要項を送って、見事10月号の大会予定一覧に掲載されました。共催の中日新聞は11月10日に大会案内の記事を掲載しました。実行委員会メンバーの名古屋西区役所も区役所の広報11月号で開催案内を掲載しました。事前の参加受付ナシ、開催当日に受付けますので、はたして何名の参加者が集まるか、さまざまな推測が流れました。

 <豊田佐吉研究家・スポーツイヴェントプロデューサー>  藤田 俊英 (02/12/01)





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