コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.518

◎第2回・本州横断110`ウルトラランニング開催が迫りました その1
〜ランナー向けの参加賞、さんざん悩んで「千姫餅」としました〜
 第2回日本海〜太平洋・本州横断110`ウルトラランニングの開催が迫ってきました。10月6日現在で個人参加申込は22名となりました。その中で昨年の第1回参加者が5名も再参加を申し込まれました。これは主催者にとっては大変嬉しいことですね。「もうあんな大会、二度と参加するもんか」、こんな感想を与えていたら、主催者としては失格ですもの。

 4日の金曜日に桑名で、「桑名の殿様御台所祭り」の実行委員会に参加しました。前々から、祭りに因んだ形のゴールした完走者を称えるご褒美を用意してくれと頼んでいましたが、ようやく見本ができたと言うので、ご対面してきました。この祭りのテーマは千羽鶴、主人公は千姫ですので、無形文化財の桑名の連鶴で作った折鶴の冠が優勝者の頭を飾ります。

 他の完走者の胸には連鶴製の首輪(=レイ)が、飾られます。それ以外に、飾り箱に入った親子の折鶴も参加賞として提供いたします。これらの冠、レイ、親子鶴の出来映えはなかなかのものでしたね。それと、ゴールを飾るテープも特別製作で用意されています。と、このようにゴール地元の桑名の祭り人もウルトラに関心を示し始めました。

 私も、昨年の参加賞「桑名のしぐれ蛤」に変わるものを見つけました。お菓子の老舗の保々堂が新商品化した「千姫餅」です。あっさりとした甘みで、ゴールしたランナーの疲れをほぐす効き目があると確信しました。問題は、この餅を何個配れるかです。たくさん差し上げたいのですが、予算の関係がありますので、3個ぐらいですかね。

 <建設評論家・スポーツイヴェントプロデューサー>  藤田 俊英 (02/10/06)





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