コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.514

◎日本スポーツボランティアアソシエーションのNPO法人化 その5
〜スポーツボランティアとはスポーツを通じて社会に貢献したい個人や団体〜
 スポーツボランティアとは何か?むづかしい議論は止めて単純に考えましょう。前提として、今後の日本が豊かで安心できる社会を維持する上で、個人又は団体の各種ボランティア活動が一層の発展を遂げることが重要であると認識しましょう。そうしますと、ボランティア活動の分野として多様なスポーツ分野、スポーツをしたり、させたり、スポーツを描いたり、書いたり、スポーツ施設をデザインしたり、造ったり、管理したり、スポーツファッションを・・、スポーツグッヅを・・が広がるのではないか?

 いやもうすでに広がっている。手軽なスポーツを通じて社会に貢献したいと願う個人又は団体のボランティアが誕生している。その1例が笹川スポーツ財団の2002東京シティロードレース開催であり、そのロードレースの運営サポートボランティアに応募してきた幅広い階層の方々の顔ぶれです。このような個人や団体をスポーツボランティアと呼べば良いのです。

 そう考えると、我々は今までに数多くのスポーツボランティアから相談を受けて、スポーツボランティアが活躍する場や機会を提供していますね。東京都庁の産業政策室へは、東京産業振興ビジョンでスポーツボランティアが活躍する政策を提言しました。三重県の桑名市へは、桑名の歩いて暮らせる街づくりの推進に関連した実施策を提言して受け入れられ、実行に移しています。

 思い出しました、4月29日には「NPO雪割り草」が皇居周回歩道で開催した「皇居夢伝」に日本スポーツボランティアアソシエーションとして伴走ボランティアを派遣しました。介護とか福祉関係のボランティア団体ともスポーツを通じて関っていました。つまり、スポーツに興味や関係のない個人や団体でも1年に1回ぐらいはスポーツを介した行事やイベントを開催することが分かりました。

 <NSVAのNPO法人設立準備委員会 委員&幹事>  藤田 俊英 (02/09/13)





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