コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.510

◎日本スポーツボランティアアソシエーションのNPO法人化 その1
〜設立準備事務所は新宿百人町のスポーツ会館2階に居候です〜
 9月2日、午前10時から11時まで千代田区役所の石川区長との団体会見に臨みました。団体名は千代田サポーターズクラブ(=CSC)と言って、過去3年間に千代田まちづくり推進公社の「まちづくりサポート事業」から助成された団体の有志一同で、取りあえず8名が区役所5階の区長応接室の会見席に並びました。

 東京ロードランナーズの私以外の団体名は、神田市場研究会、はなさか爺さん、神田工房、神田探偵団、人のいる広場研究会・・です。千代田で生まれ育った区民やそうでない単なる熱烈な千代田ファン、と顔ぶれは多士さいさいです。石川区長の開口一番の言葉は、「お役所は駄目だ!」でした。「だから、民間からの自由闊達な活動を期待する」と言うことでした。

 私は全国1千万人のランナーを代表して、区長に皇居周回歩道に関連した付属施設、「千代田ランナーズ館」設立や来年の江戸開府400年記念としての皇居400周回ランニング&ウォーキング開催を唱えました。予想していたように、区長からの反応はありませんでした。年間100万人のランナーが皇居周回歩道お走りを楽しんでいますが、千代田区はこの100万人ランナーを活かした街づくりを毛ほども考えていません。ランナーの社会的文化性が認知されていない日本だからですね。

 そんなこんなで、いよいよ市民ランナーが中心となったNPO法人を設立する運びとなりました。呼びかけ人代表は宇佐美先生で、現在は任意団体の日本スポーツボランティアアソシエーションを特定非営利活動法人に仕立て上げます。取りあえず、設立準備委員会を立ち上げて、設立総会の準備に取りかかります。肝心の事務所は新宿百人町のスポーツ会館2階に1机で居候しています。

 <NSVAのNPO法人設立準備委員会 委員&幹事>  藤田 俊英 (02/09/02)





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