コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.506

◎「東京いのちのポータルサイト」に東京シティ・レス走り隊 その4
〜シンポジウムの司会は早稲田大学2年生、19歳の社長の木下君です〜
 台風の後の北風の強い日でした。午後0時半頃、早稲田大学の国際会議場、井深大ホールに着きました。「東京いのちのポータルサイト〜死なないためのまちづくり〜」シンポジウムが開催されます。プレゼン者用の受付の前で、「13番の東京ロードランナーズクラブ」と告げると、「3千円と名刺を頂戴します」とお嬢さんがニコっと微笑みながら答えます。プレゼン者は一律3千円を支払う決りです。

 細長い2列の机の所定の位置にプレゼン要旨をA4用紙1枚にまとめたコピーを4百枚置きます。一応、井深大ホールの定員が4百人なんですが、参加者が4百人来るかどうかは、幕が開かないとわかりません。まあ、百人集まれば上々のシンポジウムだと思います。ちなみに、一般参加者は資料代として5百円を支払って入場します。

 1時40分になって、開園です。主催者の挨拶は、早稲田商店会会長の安井潤一郎さんです。この方は、商店街を活性化させる名人として一斉風靡な注目を浴びている有名人です。言うことが分かりやすいのです。利口ぶったり、上品ぶったり、インテリぶったりしません。「早稲田の商店会の震災対策は、楽しくて儲かる震災対策です」と、骨の髄までアキンドウなスーパーマーケットのご主人です。

 第1グループの5人のプレゼンテイターが壇上に上がって、所定の席に座りますが、皆さんノート方のパソコンを目の前の机の上に置いています。司会をするのは早稲田大学の2年生で、早稲田商店会のIT関連会社の社長の木下君です。商店会に関連会社があると言うのも驚きですが、その社長が19歳と言うのはスゴイ話です。この木下君のハキっとした時間制御で各人所定の8分間をキッチリ守ったプレゼンが進みます。

 <新しいランニング・フェスティバルをクリエイトする>  藤田 俊英 (02/08/20)





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