コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.497

◎第1回東京8時間耐久RUN、小金井の東京学芸大学は夏祭り その1
〜大会企画は即座に練りあがりましたが、参加申し込みが一向に届きません〜
 念願の東京8時間耐久RUNを開催、無事終了しました。今年3月23日〜24日と東京学芸大学構内で開催された「24時間実験RUN」で、桜吹雪の下をトコトコ走っている内に閃いたランニング行事です。早速その場で、スポーツ健康科学学科の渡辺先生と実地踏査を行い、コースと日程を決定しました。8月の炎暑にスズカサーキットで開催されるオートバイの8時間耐久レースがお手本です。

 後々の事を考えて、実行委員会を組織しました。委員長は宇佐美先生、副委員長は渡辺先生、私が委員と3人の小さな委員会でした。その後、NSVA(日本スポーツボランティア・アソシエーション)から谷川、アキレストラッククラブから山縣を委員に加えました。大会要綱を作成して、ランナーズ誌の大会予定一覧係りに送ったのが4月20日頃でした。ランナーズ誌の5月23日と6月23日に発行された紙面に小さな開催案内が掲載されました。

 すでに開催済みの東京シティマラソンの参加者から2人1組で参加しそうな方をリストアップして、大会要綱を郵送しました。同時に、ウルトラマラソンのメーリングリストでも大会要綱を流しました。さらに、東京ロードランナーズクラブやkakekko.comのホームページにも大会要綱を掲げました。しかし、なかなか参加申し込みが増えませんでした。

 電話や郵便の問い合わせは来ます。大会要綱をFAXや郵便で送りますが、参加申し込みには至りません。やはり7月21日は梅雨明けの真夏、それに2人1組で交代しながら8時間走り続ける、過酷なレースという印象がを強く持たれるようです。レースをプロデュースする立場で、はがゆい日が過ぎていきました。「これは、開催中止だな?」、残念ながら覚悟を決めました。

 <新しいランニング・フェスティバルをクリエイトする>  藤田 俊英 (02/07/22)





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