コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.496

◎日本海〜太平洋・本州横断ド真中110km、今年も開催します その4
 先週金曜日12日、東京学芸大学の渡辺雅之先生の研究室を訪問しました。第1目的は21日に学芸大学構内で開催する「第1回東京8時間耐久RUN」の運営打ち合わせです。先生と私は、この大会の実行委員会の委員でして、先生が会場設営、競技運営を、私が参加者募集を担当しています。スズカのオートバイの8時間耐久レースを真似たランニング大会でして、取りあえず、12組が申し込まれています。

   渡辺先生は日本の「ウルトラランニングの母」と呼ばれていまして、24時間走を開催されたり、鳥取県の「にちなんおろち100`マラソン」のアドバイザー・招待選手を勤めています。「にちなんおろち」では、先生がソウルマラソンクラブ会長の朴永石氏に参加を要請したお陰で、何と31名もの韓国人の市民ランナーと8人のサポーター、併せて39名がソウルから米子まで空路を使って参加しました。

 参加した日本人が500人ですから、31人の韓国人ランナーはかなり多いと言えますね。おそらく、日本の他のランニング大会で海外から一般市民ランナーが自腹を切って参加する、なんてことは皆無と言えるのではないでしょうか?それを、鳥取のド田舎の山しかない町が100`のウルトラランニングで実現させたのですから、さすが渡辺先生の海外ランニング・ネットワークは大した物です。

 その渡辺先生が、今回の「日本海〜太平洋・本州横断110`ウルトラランニング」に大会アドバイザー&招待選手として参加頂けるようになりました。先生は2年前の試走会に参加されています。その折に、桑名市役所の方々と「ランニングシティ桑名」を目指そうとか、長浜の宿の近くの居酒屋で盛り上がってました。

 <日本海〜太平洋・本州横断110kmウルトラランニング>  藤田 俊英 (02/07/16)





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