コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.494

◎日本海〜太平洋・本州横断ド真中110km、今年も開催します その2
〜試走会の様子が、長浜の有名なコミュニティ誌「みーな」に掲載されました〜
 110kmコースの途中で長浜市をほんの少しかすります。この日本海〜太平洋・本州横断ウルトラランニングは長浜市を通らずしては開催できません。全国各地から数多くの観光客が押し寄せる「黒壁」の町、長浜です。あの秀吉が始めて城持ち大名になったのが長浜で、当時は今浜と言っていましたが、秀吉独特の信長へのヨイショの結果、ノブナガのナガを取って、ナガハマと改名しています。

 88年6月6日でした、長浜市役所の総務部企画課を訪ねまして、西島さんに面会を求めました。「敦賀〜桑名横断・新戦国女街道プラン」と言う名前だけは立派なプランが頭に浮かびまして、関係する桑名市、大垣市、長浜市、敦賀市を順番に訪ね回っていました。まだ、バブルが全盛時期で、今思い出しても本当にイイ時代でした。

 西島さんとは、その後も細く長く繋がっていまして、2年前の7月に110kmウルトラを開催する決意を報せに行きました。取りあえず、その年は西暦2000年で関ヶ原の合戦400年にあたっていましたので、9月15日に試走会を開催する手筈を進めていました。そんな事を話していたら、湖北地方のコミュニティー誌「みーな」に掲載したいから、試走会の様子をレポートするよう依頼されました。

 それで、2000年の12月でしたか、「みーな」に見開き2ページで掲載されました。ですが、こういったウルトラランニングの話題は、あまりにも世間の人の一般常識からかけ離れていますから、読者は興味をそそられないんです。それでも、数件の問い合わせがメールで飛び込んできました。やはり、参加したいと言う方はいなくて、ボランティアをさせてくれないか、と2名の方が申し込まれました。

 <日本海〜太平洋・本州横断110kmウルトラランニング>  藤田 俊英 (02/07/07)





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