コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.492

◎東京シティロードレースのボランティアアンケート結果です その4
〜ボランティアの方々は東京シティロードレースをたのしみました。〜
ホプキントンに着きますと、多くのボランティアがいろいろな役割のスタッフに扮しているのを見かけますが、感じることはボランティアが役割を楽しんでいる、ことです。このホプキントンにいる多くのランナーもボランティアも、食うに困っている人はいない、むしろ衣食住足って礼節を知る人々だと言うことです。

今回の東京シティロードレースにサポートボランティアとして参加した方々の感想は有効回答数120人中、45人が「非常に楽しかった」、55人が「楽しかった」、16人が「普通」、4人が「不満」、「非常に不満」が0人でした。120人中100人が楽しかった、と感想を述べていますから、東京シティロードレースは参加したランナーとボランティアに楽しみを与えたイベントと言えますね。

手前味噌ですが、私がチーフを勤めた「コース沿道」係りの感想を紹介します。

●「愛」をテーマとして障害者ランナーの応援が暖かい。障害者の指名まで応援できなくて番号応援になってしまった。
●伴走者の方のボランティアには感動いたしました。将来、伴走ボランティアが出来ればと思っています。
●ランナーに声援を送るリハーサルまでするとは少し抵抗があった。私たちの声かけが、障害者に本当に役に立っていたのか、レースに出た人の意見が聞きたい。
●具体的に競技の様子が手に取るように分かった。
●疲れている8キロからの声のボランティアは、自分の名前が呼ばれていることにより再び元気に頑張って走る姿は勇気づけられました。伴走者の方のボランティアには頭が下がる思いでしたが、その方への声援には伴走者も嬉しそうでした。
●大きな声を出せて、すっきり爽快でした。沿道の観客もあんまりいないので、盛り上げる意味でのこのポジションは多ければ多いほどベターです。

 <千客万来の日本スポーツ・ボランティアソシエーション>  藤田 俊英 (02/06/29)





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