コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.484

◎新撰組の副長、土方歳三は法人再生請負コンサルタントでした その5
〜歳の鬼あしRUN&WALKと本州横断110キロウルトランが千姫をゆかる〜
 そんな事で、歳三の鬼あしをテーマにRUN&WALKの新しい企画が誕生しました。天然理新流の江戸小石川の試衛館から甲州街道を下って、日野は石田の歳三の墓所を巡って、新撰時代の姿の歳三の銅像が立つ高幡不動尊まで歩いたり走ったり、約35キロぐらいでしょうか。毎年5月の日野新撰組祭りに合わせて開催したいものです。スタートは小石川の伝通院の門前でしょうか。

 その伝通院ですが、図書館で調べましたら、家康の生母の伝通院を祀った大寺院です。他の記述に目を通していましたら、「将軍秀忠の娘、千姫の墓もある」、と書いてあります。あの豊臣秀頼の正室だった千姫ですよ。この千姫が大阪城落城後に、桑名の本多家に嫁いでいるのですね。そして、千姫をメインにした祭りが「桑名の殿様、御台所祭り」なんですねえ。

 で、昨年の10月21日に御台所祭りに合わせて、日本海若狭湾の敦賀から太平洋伊勢湾の桑名まで「本州横断110キロウルトラランニング」を開催しているのですよ、私は。ゴールは千姫が嫁いだ桑名城跡でした。優勝者は祭りの舞台に上がって、千姫に扮した女性から祝福を受けました。

 さらに、幕末の桑名藩士は京の都で新撰組と一緒に勤王倒幕派を相手に戦っています。さらに、鳥羽伏見の戦いの後、関東の各地で土方歳三は新撰組の残党と桑名藩士らを率いて明治政府軍に抵抗しています。千姫と新撰組と桑名のキーワードが本州横断110キロウルトラランニングと企画中の「新撰組・土方歳三鬼あしRUN&WALK」を結びつけました。

 <千客万来の日本スポーツ・ボランティアソシエーション>  藤田 俊英 (02/06/06)





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