コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.469

◎第1回 千代田桜祭り「RUN&WALK」は八重桜の花吹雪 その2
〜1時間遅れの30キロRUN、台東区の女性ランナーと八重桜走り〜
 10時を過ぎて若いカップルが10キロの部の受付を済ませました。初々しくて良いですね。RUN&WALKが若者のデートに選ばれたようです。11時少し前、30キロの部の女性参加者が駆けつけてきました。「寝坊したけど、確か12時まで受付するって書いてあったから、やって来ました。1時間も遅れてきたのに、参加できるんですね。」と、思い切り喜んで頂きました。

 この彼女をガイドして走る羽目になりました。急いで、走る格好に着替えて11時過ぎに半蔵門をスタートしました。今回のRUN&WAKLには半蔵門をスタート&ゴールする三つのコースを設定しています。3ヶ月、頭を絞ったコースです。台東区の彼女と併走して、三つのコースの感想、走り心地を直接訪ねる良い機会です。彼女はフルマラソンを3時間30分で走るそうです。

 Bコースから始めました。半蔵門から下って桜田門、内堀通りを横切って日比谷交差点、日比谷通りを北に和田倉門、ご成婚記念噴水公園から周回コースに戻って、竹橋の横断歩道を渡って、千代田区役所、九段下交差点を渡って、靖国神社大鳥居まえから早稲田通りに入って、牛込橋手前を市ヶ谷駅に桜並木を進みます。市ヶ谷駅で靖国通りをUターン、田安門前の横断陸橋を渡り千鳥が渕に沿って戦没者墓苑前から内堀通りに出て、半蔵門に戻ります。

 このコースは東京千代田区の桜名所を満喫できるのですが、途中、皇居周回コースの大手濠に面した和気ノ清麻呂の銅像付近で八重桜が20数本程度、満開を迎えていました。1キロ6分のペースで10キロ、1時間かかって半蔵門に戻ってきました。彼女の感想は、「なかなか良いコースですね、トイレや給水設備も完備してますね」でした。

 <千客万来の日本スポーツ・ボランティアソシエーション>  藤田 俊英 (02/04/19)





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