コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.467

◎東京シティロードレース2002でサポートボランティア募集 その6
〜合計93名がスポーツボランティア研修修了者の第一期生になりました〜
 12日金曜日午後7時半、虎ノ門の海洋船舶ビル10階で東京シティロードレース2002のボランティア研修会、第4回が開催されています。今回は金曜日の夜ということで18名の参加者が集まりました。ですから会場は小会議室を使っています。合計4回の研修会に93名の方々が参加され、研修終了証を発行されたことになります。十代から八十代まで幅広い年代に渡る男女、約半数はいわゆる市民ランナーではない、走りに縁遠い方々です。

 「スポーツボランティア」をかざして、ロードレースを支えるボランティア・スタッフをこのような警視庁、東京陸協、東海大学の関係者が講師となって研修するのは日本初の快挙です。警視庁と東京陸協の講師も口々に「このような研修会は初めてです」を連発されていました。昨年12月中頃、笹川スポーツ財団の関係者と話し合っている最中に、「スポーツボランティア・サポート研修」のアイデアが飛び出しました。宇佐美先生が早速、研修の概略企画を提出されて、アッと云う間に実現です。

 我々の次の課題は93名の研修終了者が5月19日の大会当日、的確、スマート、効率よくスポーツボランティアを実践できるような場所を確保することです。日比谷公園から国立競技場までの10キロコースの途中で、四谷3丁目から神宮外苑までの外苑東通り、8キロから9キロ地点の間に配備されるよう大会実行委員会に働きかけるつもりです。

 私の4回目の総論講義は米国コロラド州の10キロロードレース、「ボールダー・ボルダー」でした。2000年5月に実際に参加した体験と写真OHPを基に、参加者4万人のマンモス大会の運営にスポーツボランティアが実に効率的に活かされているかを話しました。東京シティロードレースも十年後には、参加者5万人ぐらいのビッグな大会になるかも知れません。支えるのはスポーツボランティアです。

 <千客万来の日本スポーツ・ボランティアソシエーション>  藤田 俊英 (02/04/12)





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