コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.463

◎東京シティロードレース2002でサポートボランティア募集 その2
〜第14会ランニング学会大会は老舗走友会が悩みの意見交換の場でした〜
 3月30日と30日に代々木の岸記念体育館で第14回ランニング学会大会が開催されました。その初日の一般研究発表に演題を「市民ランナーが地域の街づくりに参加した具体的事例−2、日本海〜太平洋・本州横断地域連携ウルトラ・ランを開催して」とした東京ロードランナーズクラブの成果を発表しました。私が発表者、協同研究者は東海大学の宇佐美先生と24時間実験ランでお馴染みの東京学芸大学の渡辺先生です。

 「参加と連携、地域連携軸」、「歩いて暮らせる街づくり」などをキーワードに開催趣旨を「戦国合戦の地、足軽ランナーが本州横断・地域連携軸を体現する」とした110キロウルトラランの開催経緯などを紹介しました。ポスター発表形式ですので、縦165cm・横90cmのボードに、桑名の御台所祭りのポスターが極力目立つように張り付けました。

 今回のランニング学会大会は初日の午後、シンポジウム「走友会の今後」が開催されますので全国から走友会の関係者が数多く参加されて、この方々が午前の一般研究発表に聞き耳を立てられて、例年以上に緊張して発表を終えました。

 午後6時半から、懇親会が始まりました。酒が回って座が盛り上がり、数多くの走友会の方々と意見交換をする機会を得ました。参加されたほとんどの走友会は20〜30年前に設立された老舗ですが、それなりに課題も多く抱えています。今回の東京シティ2002ロードレースのサポートボランティアは、こんな走友会の課題解決の一助になるのでは、と思いました。

 <千客万来の日本スポーツ・ボランティアソシエーション>  藤田 俊英 (02/04/01)





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