コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.462

◎東京シティロードレース2002でサポートボランティア募集 その1
〜千客万来の世界都市をめざす東京をスポーツボランティアが演出しますよ〜
 東京近辺の新聞各紙で目にされた方もあるかと思いますが、日本財団が「東京シティロードレース2002、5月19日開催、日比谷公園から国立競技場まで10キロを5千5百人の一般市民ランナーが走る」で大会サポートボランティアの募集広告を掲載しています。3月14日は東京新聞、15日は産経新聞、19日は読売新聞、22日は毎日新聞で、サイズは縦10cm・横38cmでした。

 あなたのサポートで「東京シティロードレース2002」を世界一「やさしい」大会へ!とのコピーが光っています。ボランティアの参加資格は15歳以上、内容はエイドステーション、コース整理、受付、その他となっています。研修という項目があって、「事前に研修会を実施し修了証を発行いたします」と書いてあります。サポートボランティアになるのに、研修が必要なのでしょうか?

 主催は笹川スポーツ財団(SSF)、さらに協力の欄に、日本スポーツ・ボランティアアソシエーション(NSVA)、という名前が掲げられています。実はこの研修会を開催しようとSSFに提案して、カリキュラムを提出したのがNSVAの代表の宇佐美先生と総務局長の私です。ニューヨークシティマラソンのような沿道観衆を湧かせる沿道整理を導入しようと言っているうちに、研修会を開催してスポーツボランティアを育成する方向性が出てきました。

 この研修は3時間で合計4回開催されます。講師は東海大学の新出先生、宇佐美先生、警視庁の交通部署の方、東京陸協の方、それに私の5名です。研修を終えた方は日本財団の曾野会長とNSVAの宇佐美代表の連名で修了証を発行します。現在百名近い方々が研修を申し込まれています。いよいよ5月19日、千客万来の世界都市をめざす東京のど真ん中で市民マラソンの卵が開催され、スポーツボランティアが晴れがましくデビューします。

 <千客万来の日本スポーツ・ボランティアソシエーション>  藤田 俊英 (02/03/28)





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