コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.452

◎2002年東京ロードランナーズクラブの活動が始まりました その9
〜一般市民ランナーと沿道で声援するサポートボランティアが誕生します〜
 お陰様で3月17日の東京シティマラソンの申し込みが94名となりました。この調子ですと当初予定の百人を越える参加申し込みが寄せられそうです。昨日20日の夕方5時から、宇佐美先生と虎ノ門の笹川スポーツ財団を訪問しました。そこで、5月19日に開催予定の「東京シティロードレース2002」をサポートボランティアする試みについて話し合いました。

 欧米でのシティマラソンを走った経験のある方ならご存じのことと思いますが、マラソンに参加するランナーを沿道で声援する観衆の方々のノリの良さが日本と全然違います。よくもまああれだけ楽しめるものだ、と感心するぐらい沿道の観衆が自ら楽しんで一般市民ランナーの鈍足な走りに声援を送ります。まだヨチヨチ歩きの幼児から高齢者まで老若男女を問いません。

 よくよく考えてみると、日本には一般市民ランナーの人数と走る空間整備は欧米並とは行かないまでも、そこそこのレベルに達してきました。例えて言うと、劇場の舞台と役者は揃いました。ところが、身銭を切って劇場に来て、観劇を楽しむ観客がいません。それで、「東京シティロードレース2002」では欧米並の一般人の走る姿を見て楽しんで声援を送る観客を育てようと言うことになりました。

 それで、大会サポートボランティアという名称の制度を作って、走らない人も含めて市民ボランティアを募って、事前研修会を開催して、走って楽しい、見て楽しいロードレースを演出することとなりました。千人のサポートボランティアを集める作戦が3月から始まります。私たちも、協力することになりました。間もなく、全国紙の紙面に募集広告が掲載されます。

 <RUN&WALKを提唱する、東京ロードランナーズクラブ>  藤田 俊英 (02/02/21)





前のページへ戻る