コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.445

◎2002年東京ロードランナーズクラブの活動が始まりました その2
〜尾張一の宮、真清田神社に中部6県のウォーキング協会が勢揃い〜
 19日と20日、愛知県の一宮市にある真清田神社をスタート&ゴールとする「第1回信長・秀吉尾張野ツーデイズ・ウォーキング」が開催されました。全国から2千5百人程度のウォーカーが集まって、脚力に応じた10キロ、20キロ、30キロの戦国時代ゆかりの地、清洲城、小牧城、犬山城、墨俣一夜城などを巡るコースを堪能したそうです。

 19日、午後3時から神社の社務所の座敷でウォーキング協会の中部ブロック会議が開催され、これに本州横断/日本海〜太平洋/110キロウルトラランニングの主催者として招待されました。座敷には協会本部の田中会長、木谷専務理事をはじめ、福井、滋賀、岐阜、愛知、三重、長野の6県のウォーキング協会の関係者が腰を下ろしていました。東京に協会本部があって、その下に各県単位の協会が控える。ウォーキングの世界のネットワーク組織を改めて思い知らされました。

 この組織、全てが市民ウォーカーの方々が支えているんですね。ランニングの世界はアスリーターであれば、日本陸連の全国的な重層組織が完備していますが、一般市民ランナーにはそんな全国組織はありません。ウォーカーとランナーの気質の違いなんでしょうか。ウォーカーの世界には、競技アスリーターがいないのが幸いしているかも知れません。

 会議の様子を聞いていて感心しました。参加6県の全てにツーデーズ・ウォーキングが開催されています。主催は各県ウォーキング協会です。6県の協会は相互に交流を重ねて、本部の助言やお互いの大会の良いところを取り入れて、参加するウォーカーが少しでも楽しく歩けるように切磋琢磨しています。ですから、参加者が増えて行くわけですね。

 <RUN&WALKを提唱する、東京ロードランナーズクラブ>  藤田 俊英 (02/01/22)





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