コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.439

◎「第2回大江戸夢舞いマラソン」は正月2日の開催でした その1
〜高速インラインスケーターの若き男女がスケート担ぐレインボー大橋でした〜
 「銀座を走ろう!」、「世界に誇れる首都マラソンを創ろう!」を合い言葉に「第2回大江戸夢舞いマラソン」が正月二日に開催されました。ランナーとスタッフボランティアを合わせた参加者は百五十人を越えていました。昨年同様、障害者ランナーも数多く参加されています。今年の変わり種はインラインスケーターの若い男女十名です。揃いユニフォームに五つ輪のスピード用スケートが精悍な面もちでした。

   9時にお台場人工海浜に着いて、受付を済ませ、ランニングウェアの上着の前面とディパックの背面に、スローガン・メッセージを張り付けます。私のメッセージは、前面が「東京を走りた〜い!!」、背面が「市民型マラソンを東京に!!」でした。参加ランナーの方々の中には、正月らしいハッピ姿も混ざっていました。皆さん、嬉しそうな顔をしています。

 呼びかけ人、アキレスジャパンの大島さんが開会挨拶を告げて、皆さんの集合写真のシャッターを押し続けます。昨年に比べて風もなく、日差しが暖かいので、ユックリ走るのには絶好のコンディションです。午前10時、レインボーブリッジのプロムナード入り口の扉が開きます。守衛の方から「インラインスケートではプロムナードは通行できない」と勧告されて、可愛そうにスケーターはスケートを脱いで手に持っています。高校生ぐらいの娘さんが、「なにさ」と膨れ面をしています。

 昨年3月の第1回東京シティマラソンの取材に現れた東京MXテレビの辰巳さんが、ディパックから取り出したビデオカメラを回しています。その出で立ちは完璧にロードランナーです。なんとかゴールの代々木公園まで走りながら、ビデオ取材を続ける覚悟だそうです。10時10分頃、第2回大江戸夢舞いマラソンが始まりました。

 <世界に誇れる首都マラソン、東京ロードランナーズクラブ>  藤田 俊英 (02/01/03)





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