コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.436

21世紀初年、東京ロードランナーズクラブの成果報告です その8
〜ランニング研究家として学会での研究発表、文筆活動も活発に実施しています〜
 ランニング・イベントの開催以外に学会活動や文筆活動も合わせ持っているのが東京ロードランナーズのユニークさです。順番に成果を簡単に紹介します。

1.第5回ウォーキング学会大会・一般研究発表 5月26日 早稲田大学

 藤田と宇佐美先生の連名で「ウォーキングとランニングの混在するロードイベントが国際集客都市への入門アイテム」という長い研究テーマを発表しました。NYCマラソンやボルダー・ボールダーなどに参加した体験を基にしています。RUNとWALKの垣根を取っ払った新しいスタイルのロードイベントの可能性を提唱しました。好評でしたので、さらに内容を深めて学会誌に投稿しました。12月に発行された「ウォーキング研究」に「市民ランナーからの考察:・・・」のタイトルで5ページ掲載されています。

2.月刊・建設オピニオン誌・7月号に依頼原稿が掲載

 小泉内閣になって道路特定財源の見直しが話題になっていました。建設オピニオン誌が「道路特定財源の真のあり方」を特集するさい、道路ユーザーとしてランナーやウォーカーの意見も掲載する方針となり、依頼が参りました。宇佐美・藤田の連名で「道路歩走ユーザーが望む道路のあり方」と題した論評が5ページ掲載されました。

3.朝日新聞朝刊9月2日の「私の視点」に「シティマラソン、東京で」掲載

 宇佐美先生が76年のNYCマラソンに招待参加された体験と「千客万来の世界都市・東京」を基に東京都心のシティマラソン開催の必要性を喚起されました。「私の視点」に掲載されるのは、それなりの評価でして、ランニング関係者の話題を呼びました。これがご縁になって、朝日新聞のスポーツ企画の方と懇意になりました。

 <歩いて暮らせる街づくり、東京ロードランナーズクラブ>  藤田 俊英 (01/12/23)





前のページへ戻る