コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.431

21世紀初年、東京ロードランナーズクラブの成果報告です その3
〜笹川スポーツ財団の「夢の10キロコース」実現にお役に立ちそうです〜
 ランニング学会大会は3月19日と20日の二日間、代々木公園に隣接する国立オリンピック記念青少年センターで開催されます。東京国際市民マラソンに関連したメニューは二日目になりました。午前10時からパネルディスカション「東京国際市民マラソンをデザインする」、私が企画構成演出します。午後2時から特別講演「ニューヨークシティマラソンを語る」、神奈川マラソン・レースプロデューサーの三島さんがNYロードランナーズクラブと折衝し、クラブ役員のRoth氏が来日することになりました。

 私が担当するのはパネルディスカッションですので、複数のパネリストを選出し、その方々の出演の承諾を得なければなりません。いろいろと紆余曲折があって、最終的に次の6名の方々がパネリスト、私が司会となりました。

 三浦 裕二(日本大学・理工学部・交通土木工学科・教授)
 木谷 正道(東京都庁・労働経済局・産業政策担当部長)
 小竹 直隆(東京コンベンション・ビジターズビューロー・専務理事)
 赤石 みさ子(サンシャイン・フィットネス代表、市民ランナー)
 青柳 友紀子(大成建設、市民ランナー)
 増島 みどり(スポーツ・ライター)

 その一方で7月21日の都庁大会議場で開催した産業振興ビジョンシンポジウムの成果が思わぬ所から出てきました。笹川スポーツ財団が、「道路をスポーツに解放しよう」というテーマのシンポジウムを11月の大阪と12月の東京で2回開催することになり、宇佐美先生がパネリスト出演の要請を受けました。財団の担当者が都庁大会議場に来て、盛り上がった様子を実感したとのことでした。

 笹川S財団は毎年暮れに神宮外苑を周回する10キロロードレースを開催しています。このレースを外苑の外に出して東京都心を走る夢の10キロを開催したいと、かねてから警視庁他に働きかけていました。我々、東京RRCの活動が夢の10キロ実現に若干の追い風となったようです。

 <歩いて暮らせる街づくり、東京ロードランナーズクラブ>  藤田 俊英 (01/12/10)





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