コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.430

21世紀初年、東京ロードランナーズクラブの成果報告です その2
〜ひょんなことから、東京ロードランナーズクラブが設立していました〜
 2年前の7月21日、東京都庁の大会議場で「産業振興ビジョン・シンポジウム〜市民がつくる国際マラソンは都市観光・産業振興の切り札となるか?」が開催され、閉会前に「東京国際市民マラソン推進協議会(仮称)・設立の向けた決議書」が設立準備会発起人の名で読み上げられました。その後、3人の発起人が頭を捻り続けました。盛り上がったシンポジウムの後をドウ引き継ぐか?です。

 取りあえず、作戦を二つ決めました。一つは毎年3月に開催されるランニング学会大会に産業振興ビジョン・シンポジウムの続編イベントを組み込むこと、もう一つは皇居の周回歩道を利用してニューヨークシティマラソン(NYCM)の初期の形態を真似た「東京シティマラソン」を開催することです。

 幸いに次回の学会大会の実行委員長は発起人の1人である宇佐美先生です。8月末から宇佐美、渡辺、藤田の3人の発起人が学会大会の実施プランを立案し、学会の理事会に諮って承認を得ました。これで、NYCMを主催するNYロードランナーズクラブの役員を招いた記念講演と「東京国際市民マラソン」の具体的なデザインを話し合うパネルディスカッションが大会メニューに組み込まれました。

 「東京シティマラソン」は3月18日の日曜日に開催と決まりました。それで、主催者をドウするとなりまして、仰々しい・・推進協議会とかの名前を止めて、NYがNYロードランナーズクラブなら、東京は東京ロードランナーズクラブで良いだろうとなって、宇佐美先生が代表、藤田が事務局長、渡辺が営業局長に就きました。目的は目抜き通りを走る東京シティマラソンを実現することです、推進協議会の設立ではありません。

 <歩いて暮らせる街づくり、東京ロードランナーズクラブ>  藤田 俊英 (01/12/09)





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