コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.424

第1回 土木の日・東京シティウォークはマラソン観戦つき その4
〜麻布十番の一之橋河川公園、直角に曲がる川面を一斉放水の水煙が覆う〜
 並木橋から明治通りを東に向かいます。恵比寿駅付近で渋谷橋交差点の歩道橋を渡ります。この当たり向かって左側は広尾です。天現寺橋の歩道橋から渋谷川が覗き込めました。予定通りのペースで順調に歩いています。ペアで参加の中高齢者夫妻の足取りは確かです。宇佐美先生も快調に歩いています。まもなく首都高速道路の連続した高架橋が渋谷川の上空を覆ってきます。

 この当たりから名前が渋谷川から古川に変わります。南麻布の古川橋交差点で北に向かいます。右側が三田の小高い台地で、古川はその台地の縁を流れています。麻布十番駅前で首都高速の高架はY字形に交わって、その下に一之橋河川公園が整備されています。ちょうど古川が南から東へ直角に流れの方向を変える地点です。ここが休憩地点、東京都庁の河川部の方から渋谷川・古川の整備について説明を受けました。

 説明を受けている途中、直角に曲がる川の護岸の上部の多数のホースから一斉に放水が始まりました。川面に水煙が立ち上りました。なかなか楽しい眺めで参加者一同、歓声を上げていました。説明の後、10分程度の休息を取って、残り6キロ、お台場海浜公園を目指すコース後半を歩き始めます。

 東京タワーを見上げながら赤羽橋交差点、芝公園の南側、芝公園交差点、金杉橋交差点を渡って、JR山の手線、東海道線、新幹線の線路下の薄暗い歩道用アンダーパスをくぐって、そろそろ古川の河口部に到着しました。竹芝桟橋と日之出桟橋の中間浜崎橋の袂で東京港が姿を現しました。

 <街づくりランナーズです、東京ロードランナーズクラブ>  藤田 俊英 (01/11/25)





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