コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.421

第1回 土木の日・東京シティウォークはマラソン観戦つき その1
〜十一=土、十八=木ですから十一月十八日は「土木の日」になっています〜
 11月18日の「土木の日」は「東京国際女子マラソン」の開催日でもあった。そこで、土木学会コンサルタント委員会はランニング学会と共催して、「土木の日」関連行事としてマラソン観戦付きの東京シティウォークを開催した。「千客万来の世界都市を目指す東京と土木の日を意義をフュージョンし、一般社会の目に映る土木技術者と体育科学者を、歴史的土木構造物を巡るウォーキングを開催することでアピールする」が開催趣旨である。

 40名の参加者は午前10時から四谷の土木学会本館2階会議室にて、元五輪マラソン3回代表の宇佐美彰朗・東海大学教授によるウォーキングセミナーを受講した。その後、特別協賛企業のロックポートジャパンから男女各1名に最新シューズ、大塚製薬から全員にスポーツ飲料などが進呈された。11時半頃、神宮外苑の国立競技場のメインスタンドに到着し、有森裕子さんらが参戦した12時10分の女子マラソンの華やかなスタートを観戦した。

 その後、渋谷から渋谷川に沿って天現寺橋、古川橋を経て一之橋河川公園で東京都庁建設局河川部の担当者から渋谷川・古川の整備状況の説明を聞き、古川に沿って日之出桟橋に出た。さらに、芝浦方面に進みレインボーブリッジのプロムナード渡り、午後4時にお台場の海浜公園にゴールした。全長10マイル、16キロのウォークには8組のシルバーカップルが参加され、そこかしこで土木技術者の夫の説明に耳を傾ける妻の姿が見受けられ、微笑ましい光景だった。又、早速にウォーキングセミナーの中身を実践され、同行した宇佐美先生から直接指導を受けるシーンも数多かった。

 という事で、次回からもう少し詳しくお話を進めます。

 <街づくりランナーズです、東京ロードランナーズクラブ>  藤田 俊英 (01/11/20)





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