コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.393

東海道4百年・桑名ルネッサンス、御台所祭りに110km駆け 第8幕
〜本州横断110キロ駆け、ゴールの後は千羽鶴ファイヤーセレモニーですよ〜
 午前5時に若狭の敦賀を出走した本州横断・地域連携ウルトラランニングのトップ走者が110キロを走破してゴールする10月21日(日)午後4時頃からの御台所祭りの各種催しを紹介しましょう。今年は東海道宿場・伝馬制度制定400年のタイミングと合致していますので、桑名の旧宿場町一帯は通年以上の盛り上がりを見せています。

1.千姫折り鶴行列 10/21 午後4時〜午後5時 京町公園
 千姫と本多忠勝を中心に旗持ち、奴、鉄砲隊、槍隊、腰元など200名余りの華やかな行列だそうです。

2.千羽鶴ファイヤーセレモニー 午後5時30分〜  鎮国守国神社境内
 全国各地から送られてきたご用済みの千羽鶴が、祭りの2日間、桑名別院(本統寺)境内に展示し、先の千姫折り鶴行列とともに、ファイヤーセレモニーの会場に運ばれます。昨年は約55万羽の千羽鶴が送られて来ました。この中には、夏の高校野球で甲子園を沸かせた出場校から、あるいは甲子園出場校に地区予選で惜しくも敗れたものの力いっぱい戦った数多くの高校から送られた千羽鶴があります。さらに、病気や怪我が治った、あるいは早く治ってほしいという感謝や願いがこめられたものもたくさんありました。これらの千羽鶴が、ファイヤーセレモニーにより一人ひとりの願い、感謝、喜びこもった鶴を、炎と共に大空に舞い上がらせます。

 この千羽鶴ファイヤーセレモニーに、本州横断したウルトラランナーが参加できます。午前5時に走り初めて110キロを12時間でゴールすると午後5時ですから、参加15名の半数は午後5時30分からのセレモニーの感動を味わえますね。千姫に本多忠勝お供の旗持ち、奴、鉄砲隊、槍隊、腰元など200名余りの華やかな和装集団が炎の光に浮かぶ中に、ランパンランシャツの足軽ランナーが混ざる、この光景は見物ですね。

 <団塊世代にメンタル走談する東京ロードランナーズクラブ>  藤田 俊英 (01/09/20)





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