コラム道楽衆:「走談家・藤田の胸算用」 No.392

東海道4百年・桑名ルネッサンス、御台所祭りに110km駆け 第7幕
〜祭りの見物は千姫と桑名の殿様のお国入り行列、焼き蛤と千羽鶴が食文化〜
 御台所祭りの各種催しを紹介しましょう。今年は東海道宿場・伝馬制度制定400年のタイミングと合致していますので、桑名の旧宿場町一帯は通年以上の盛り上がりを見せています。

1.桑名の殿様・お国入り行列 10/20の午前10時〜12時 七里の渡し跡
 慶長6年(1601)徳川4天王の1人本多忠勝が初代藩主として国入り、桑名の町割に着手。これを「慶長の町割」と呼んでいます。この本多忠勝夫妻、2代目忠政夫妻、3代目忠刻・千姫夫妻を中心として、旗持ち、奴、鉄砲隊、槍隊、腰元、駕籠かき、大八車引きなどからなる200名余りの華やかな時代衣装行列です。

2.火縄銃の実演・尾張田付流鉄砲隊 10/20 午前11時〜 九華公園野球場
 本多忠勝は関ヶ原の戦いの功績により桑名藩主となっています。この鉄砲隊の実演により、戦国時代の戦いを想像することができます。

3.豪商料理大会・茶会 10/20&21 午後0時〜5時 桑名別院(本統寺)
 <東海の台所・食文化都市・桑名>、その昔、「七里の渡し」を中心に木材・米・海産物が集まり、宿場町・城下町・商人町として栄えた桑名には、脈々と受けつながれてきた<食文化>の歴史が流れています。市内の至る所で老舗、味自慢な店が桑名の伝統の味を守り続けています。焼き蛤、串蛤、時雨茶漬け、時雨ご飯、松茸ご飯・・を格安の値段で提供します。

4.千姫折り鶴祭り 10/20&21 午後0時〜5時 桑名別院(本統寺)他
 幼少にして秀頼と政略結婚させられた家康の孫娘・千姫は、大阪城落城後、桑名城の本多忠刻に嫁いでいます。千姫の桑名での幸せな日々と、桑名市の無形文化財「桑名の千羽鶴」にみる優しく美しい文化遺産を結びつけ「千姫と千羽鶴のまち・桑名」をアピールします。

 <団塊世代にメンタル走談する東京ロードランナーズクラブ>  藤田 俊英 (01/09/18)





前のページへ戻る